「白井研究室通信」 第32号/IVRC2013エントリー終了!/ニコニコメガネ超人気/キャンプ!

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このメールニュースは、神奈川工科大学 白井暁彦または白井研究室の者と名刺交換等させていただいた方々にお送りさせていただいています。
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<今月号ごあいさつ>
白井研究室4年の小池です。蒸暑かったり肌寒かったりする梅雨入り前の今日この頃ですが、雨が降っても大学にはこないといけません。私と、同じく4年のスヨンは学会誌の編集のお仕事で授業はなくても五月下旬は冗談じゃなく毎日きていましたよ。詳しくは項目3にて!

■–INDEX–■
1. 白井研に出入りの3年生有志、IVRC2013に挑戦
2. ニコニコ超会議2にて「ニコニコメガネ」を招待展示
3. 芸術科学会 学会誌「DiVA・33号」公開
4. 今年も「科学のひろば」で展示します
5. NHK放送技術研究所訪問記
6. SIGGRAPH2013「一年越しで行くぜアナハイム!」
7. 初夏の「白井研ブート野営」実施
8. 個人Blog更新情報(各位!)
編集後記「俺的梅雨対策」
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1. 白井研に出入りの3年生有志、IVRC2013に挑戦
2013年5月27日17時にエントリーが締め切られた第20回・国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2013)に、白井研に出入りの3年生有志中心の数チームが挑戦しております。
企画の詳細などは徐々に明らかにされると思いますが、まずはエントリー直後の感想を紹介します。
鈴木久貴:
企画投稿を通して考えるより動くことと、スケジューリングの大切さを身を持って感じました。
小川 耕作:
実験や試作品を作らないとわからない事が多くて、どんな些細な事もまずは検証してみる事が必要だと感じました。最後の30分の緊張感は凄まじかったです。
田口 裕起:
連絡とスケジューリングの大切さを実感しました。あと論文読むのって楽しいという発見をした。
片山 昂久:
連絡の重要さ、新しいことを考えることの難しさがわかった。部活の大会期間と同じ期間というのが一番キツかったです。
上石 悠樹:
連絡はもちろんですがお互いの考えをまとめる事も重要だと思いました。もっと話に首を突っ込んで行かなければならないと思います。
九十九 義之:
企画を立案してもそれをどう実現するのか?どのようなシステム構成なのか?についてとても難しく大変だと強く実感しました。
調べによると、神奈川工科大学から情報メディア学科を中心に、IVRC2013説明会に220名を超える規模で参加しており、確認できている範囲で少なくとも6チームのエントリーが行われているようです。
IVRCは日本VR学会が主催する歴史ある国際コンテストですが、ここ数年、神奈川工科大学チームは上位入賞を続けており、昨年度の『瞬刊少年マルマル』( http://blog.shirai.la/ivrc2012 )の活躍は記憶に新しいところです。そしてIVRCは行政・企業・学会が一体となって「自ら考え・学び・手を動かすことのできる」優秀な人材を育成する、21世紀的な体験型教育システムでもあります(公式HPより http://ivrc.net/2013/about )。今後の活躍を応援したいと思います。
なお今回のエントリーにより、書類審査を通過すれば、次はプレゼンテーション審査が6月29日(土)に予定されています。
http://ivrc.net/2013/challengers/presentation
昨年度のプレゼンテーション審査から、ニコニコ生放送において中継が行われております。5000人を超える視聴者がいる大変規模の大きなイベントになっております。スポンサーの募集も行われておりますので企業の広報・採用担当者のかたはぜひ、ご協賛もご検討いただければ幸いです。

2. ニコニコ超会議2にて「ニコニコメガネ」を招待展示(石川)
先月の27・28日に幕張メッセで行われた『ニコニコ超会議2』にて、白井研究室から多重化隠蔽映像「Scritter」の技術を用いて作成された「ニコニコメガネ」の展示を行いました。
今回は4年生と、情報工学科の大塚研究室が共同で、ドワンゴさんのブースで展示運営を行いました。
来場者数 10万3561人(去年度9万2384人)
ネット来場者数 509万4944人(去年度347万0766人)
もちろんこの規模は、白井研の展示参加イベントとしてはレコード達成です。
エイプリルフール企画として発表されたものなので、会場で来場者の方たちの「実現したんだ!」という声をちらほら
聞くことができました。それにしても、会場内のニコニコ動画ユーザの熱気たるや、あの広い幕張メッセの体感温度を4~5度上昇させるほど。いち動画サイトが持つ「人を動かす力」の強大さを垣間見た瞬間でした。
〔写真・映像・報道記事などはこちら〕
http://blog.shirai.la/blog/2013/04/choukaigi2/
以下、関係者のメッセージです。
まずはお声をかけていただいた岩城さまより。

超ニコニコ未来開発ブース担当の岩城です。以前別のイベントでScritterを拝見した際に、
「これだ!」と思いまして、今回無理をいいましてニコニコ超会議2での展示にご協力いただきました。
おかげさまでエイプリルフールにからめた事前プロモーションも含め、ニコニコのユーザのみなさんに
「未来の技術」を広く体験していただけました。ちょっと不思議な、未来の妄想のようなんだけれど、
実はもうそこにある。そんな感覚が楽しめたと思います。ありがとうございました!
株式会社ドワンゴ ニコニコ事業統括本部 プラットフォーム事業本部
岩城 進之介

一緒に展示を手伝っていただいた、大塚研究室より。
小林寛高(展示サポート)
来場者の多くの方が、コスプレをしていて狂気を感じました。参加した二日間は、まるで夢を見ていたような感覚でした。
岡崎有彩(呼び込み・説明担当)
10万人ものお客様に出会うイベントに運営側として参加することが出来、とても刺激的な2日間となりました。リアル(会場)とネット世界(モニターを通して)の融合を肌で実感することが出来ました。

なお、このイベントの様子は、情報メディア学科広報委員による学科ブログ「D科の日常」でも詳しく紹介されております。
http://kaitmedia.sakura.ne.jp/?p=708
http://kaitmedia.sakura.ne.jp/?p=646
ご来場いただいた皆様、取材いただいた皆様、
関係者の皆様、ありがとうございました!また来年の『ニコニコ超会議3』でお会いしましょう!?

3. 芸術科学会 学会誌「DiVA・33号」公開(スヨン・小池)
今回芸術科学会の会誌であるDiVAの編集に学生担当として4年スヨンと小池が参加いたしました。
会誌については芸術科学会ホームページにてご覧ください。
http://www.art-science.org/kaiin01.html

初めて行う本格的な編集作業に困惑しながらもなんとか乗りきりました。
我々の血と涙の結晶をよろしくお願いいたします(スヨン)
今回、歴史ある学会誌の編集という仕事をさせていただきました。
次々と加えられていく変更を修正する終わりの見えない作業に目が回る思いでしたが、その苦労に勝る貴重な経験を得ることができました(小池)

素敵な表紙、マンガを描きおろしていただいた、はやのんさん(@rikei_hayanon)はじめ、
原稿ご提供いただいた先生方、ご協力ありがとうございました。ぜひ読んでください!
このあと、Amazon Kindleストアでの展開の作業に入る予定です。

芸術科学会ホームページ 学会誌「DiVA」
URL:http://www.art-science.org/kaiin01.html

4. 今年も「科学のひろば」で展示します
2013年6月15日(土)、神奈川県立 青少年センターにて神奈川工科大学主催「科学のひろば」にて展示を行います。
http://blog.shirai.la/blog/2013/06/kagakunohiroba2013/
4年生のデビュー戦の場所となりつつあるこのイベントですが、
白井研のからは以下の展示が予定されております。

・「瞬刊少年マルマル」の新世代版
・Unity3D習作集
・「体験!超電導と液体窒素―196度の世界」
白井先生の日本科学未来館時代の同僚科学コミュニケーターの外口さんがゲスト参加です!

参加は無料、開催時間は10:00~15:30です。
皆様のお越しをお待ちしております。

5. NHK放送技術研究所訪問記
4年の田所です。29日にNHK放送技術研究所に行ってきました。
今世間では4Kのテレビが話題を呼んでますが、
この研究所では8Kのテレビについての研究が進んでおり、その他にもハイブリットキャスト等、
将来のテレビがどのようになるのか夢が膨らむイベントでした。
特にハイブリットキャストに感動しました。今までテレビは見るだけのものでしたが、
視聴者体験型の番組が作れるようになり、テレビを見る事がより楽しく画期的な物になるのではないかと
感じさせられました。

6. SIGGRAPH2013 「一年越しで行くぜアナハイム!」(奈良)
M1の奈良です。
昨年のSIGGRAPH2012はビジターとして参加しましたが、今年はPosterではありますが採択されました!
今年のSIGGRAPH2013はアメリカのアナハイムで7/21~7/25に開催されます。
採択されたポスターのタイトルは、“KinEmotion:context controllable motion analysis method for interactive cartoon generator”です。これは『瞬刊少年マルマル』や『Manga Generator』の内部で利用している、姿勢評価アルゴリズムの研究発表です。また、アナハイムコンベンションセンターの目の前にはカリフォルニアディズニ―リゾートがあります。ここには「カーズランド」という、ここだけの施設があります。カーズの世界観が上手に再現されているのでおすすめです!
それではアナハイムでお会いしましょう!

7. 初夏の「白井研ブート野営」実施(野村)
4年の野村です。
5月6日に清川リバーランドにて白井研ブート野営(キャンプ)を実施しました。
http://www.h2.dion.ne.jp/~kiyokawa/
BBQ、魚の掴み取り、川遊びなど自然あふれる中子供のようにはしゃいだ結果、
自然に帰ってしまう者含めて満喫してきました。
■ニジマス相手に猫化する野村姐さん、野生化する男子学生たちの写真はこちら!
http://blog.shirai.la/blog/2013/05/camping20130506/

8. 個人Blog更新情報
北田大樹『XcodeでSubversionを使う』
http://blog.shirai.la/kitada/archives/285
石川晃『NHK技研公開 見学レポート』
http://blog.shirai.la/ishikawa/
ニコニコメガネ展示inニコニコ超会議2
http://blog.shirai.la/yasu/

■編集後記 今号のテーマ「俺的梅雨対策」
「登下校をサンダルで。これでムテキ!(足のみ)」(藤村)
「雨降ったら家から出ない、勝った!!」(スヨン)
「傘とかただの飾り。必要なのは諦める心!」(小池)
「常にタオルをビニール袋等に入れて所持、登下校は全力ダッシュ」(神戸)
「湿気と暑さでべとつかない様、朝にサラサラシ-トを使う」(太田)
「タオル・替えの靴下・洗顔ペーパーを装備」(北田)
「膝、腰に関節痛が来たら傘を所持!最後の切り札は山の状況確認!」(野村)
「基本折りたたみ傘持ってるし傘使うのバス待ちくらいなんで、ほぼ雨にぬれません」(田所)
「大きめの傘を買いました。一緒に入ってくれる相手募集中。」(石川)
「自転車なので雨避けポンチョを買いました。ストップ傘差し運転!」(國富)
「K1号館付近の風で折られちゃう傘が増えてきした。」(小西)
「交通事故を別の意味で防ぐために、ドライビングレコーダーを搭載しました」(白井)
★次回の発行は(6月中旬)の予定です★

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