KFC
KFC2012
10月25日~27日、日本科学未来館で行われたデジタルコンテンツエキスポ(DCEXPO2012)において、第20回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2012)の本戦が行われ、情報メディア学科と大学院情報工学専攻の学生を中心に構成する「Kait Future Creators!!(KFC)」が3位を受賞し、さらに川上記念特別賞、未来館観客賞、クリスティデジタルシステムズ賞の3つの重賞をあわせて受賞して3冠を達成しました。 IVRC とは、"International collegiate Virtual Reality Contest"の略で、バーチャルリアリティやロボットといった先端技術を用いたインタラクティブな作品のコンテストです。書類審査、プレゼンテーション審査、予選大会といった厳しいステージを勝ち上がった国内外9チームが、この決勝大会でそれぞれ企画・制作した作品の展示を行い最終審査となりました。 「Kait Future Creators!!(KFC)」は夢の実現プロジェクト2012年度採択プロジェクトで、作品は、『瞬刊少年マルマル』という、スクリーンにマンガのコマと吹き出しセリフ・背景・カメラで体験者のリアルタイムのポーズが撮影され、体験者が思うままにキャラクターを演じることで、体験者の個性を反映したマンガを作りあげるというもので、展示会場では大人気となりました。 IVRC決勝大会に出場して 情報メディア学科4年 奈良優斗 IVRC2012の約半年に渡る長い戦いが終了し、今では寂しい気さえしています。 IVRC2012の審査は4段階に分かれており、書類審査→プレゼンテーション審査→予選大会→決勝大会と進んでいきます。企画書を作り、プレゼンをし、認められたところで初めて制作にとりかかることができます。 今回、制作した作品は、マンガの中に体験者が入り込み、物語の主人公となって様々なポーズをとることで、そのポーズが反映されたオリジナルのマンガを作ることができます。 Kinectとプロジェクターを使った大掛かりなエンタテイメント作品で、プログラムはXNAというビデオゲームのための言語を使っています。科学的には違和感のない映像を作る技術、人間の姿勢を「編集長チェック」という得点システムで評価しているところが難しい点ではありました。 マンガは情報工学専攻修士1年の小出さんがすべて直筆で描いています。 そこに自然な体験が実現できるよう少年マンガ自身がもつ特徴をスクリプトという設定ファイルに作りこんでいきます。 機材的にはプロジェクター解像度が足らず、体験中のマンガの中での表情が体験者に伝わらないなど、不満な部分もあります。 また予選大会から決勝大会の間の短い時間に、TV番組への出演が舞い込み、作品のブラッシュアップとTV向けの演出の追加開発を同時に行わなければならず、プロジェクトマネジメント的にも大変な経験を積むことができたと思います。 決勝大会の結果は、世界第3位にあたる「川上記念特別賞」、日本科学未来館のお客さんが選ぶ「未来観客賞」,企業賞である「クリスティデジタルシステムズ社賞」の3つの賞を頂くことができました。『テーマパークで働きたい』という夢を持つ自分が、テーマパークの演出で使用されているクリスティ社の企業賞(副賞は某有名テーマパークの見学ツアー!)や、国立唯一の科学館である日本科学未来館に来場された方の人気投票の結果である未来観客賞を受賞できた事、また何よりも大勢の方から「楽しい」「面白い」というお言葉を頂き、本当に嬉しく思っています。 私たちは、マンガという日本の文化を通して、夢や感動を与えるエンタテイメントシステムを作ることができたと思っています。今後は、更に作品をブラッシュアップして、研究室や大学の力を応援を借りながら、世界をステージに頑張っていきたいと思います。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。 KAIT Future Creators!! 奈良 優斗(情報メディア学科4年) 藤村 航(大学院情報工学専攻1年) 小出 雄空明(大学院情報工学専攻1年) KFCの世話役である情報メディア学科・白井暁彦准教授は、「IVRCには過去数年に渡りチャレンジしていますが、2010年、2011年の“ファイナルに残った”という状態から、有名大学・国立大学の常連校の中、一気に押しも押されぬ重賞授賞、3冠達成となりました。コンテンツ面の作りこみと技術的な難度の融合、そしてチーム一丸となって健闘した結果だと思います。ここから先は、研究室のプロジェクトとして、世界をステージに研究要素の盛り込みと、作品の改善を重ね、エンタテイメントシステム、コンテンツ工学の未来を開拓し、より自己実現に繋がるような活動になるような支援していきたいと思います。」と感想を述べました。 | 【メディアでの取り扱い】 TBS深夜特番「アノ大学の天才おバカさん研究所!」 ロケットニュース24「【DCEXPO2012】注目の最新技術「新感覚タッチパネル」「次世代ビデオ会議システム」など」 DCEXPO TV 作品紹介(30分頃~) 表彰式 【Kait Future Creators!!】 |
KAIT Fight Club 2011
・開催日時・2011年11月5日(土)
10:00~16:30(常時入退場可能)
・開催場所・KAIT 幾徳祭 情報学部棟4階403室
最寄電車駅:小田急小田原線「本厚木」駅
⇒神奈川中央バス「本厚木駅前」乗車
「KAIT前」下車(280円/約30分)
⇒敷地正面すぐ左手の建物です
※駐車場はありません
・イベント内容・メインイベント C9 PvP大会
特別講演 C9プロデューサー 中川 敬順氏
常時開放 C9体験ブース
■大会スケジュール イベント内容の詳細はこちら■
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・協力 提供・(http://c9.gamechu.jp/)MMORPG、FPSに続く、オンラインゲームの新たな分野「ノンターゲティング(ターゲットを選択しない)バトルシステム」を採用した新感覚のオンラインRPG。
美しいながらも高スペックを要求しないグラフィック効果で更なる臨場感をプレイヤーに!
オンラインゲーム大国の韓国ゲーム大賞で主要な賞を 総なめにし
たモンスタータイトル!
eSPA
[e-Sports(Students)Promote Association]
専修大学のサークル「e-sportsプロモーション事業部のメンバーが立ち上げたeスポーツ学生連盟。
日本国内でeスポーツを普及させてプレイヤーを増やし、eスポーツのムーブメントを起こそう!という目標のもとに、eスポーツイベントの企画・運営や、他大学・企業・市への渉外活動等を行っている。
インカレC9には、宣伝協力、参加者としてもご協力いただきました!
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