VSCode 0.7.0での変更点と新機能User SnippetsでUnityのスニペットを有効にする

こんばんは
最近VSCodeにお熱の津田です。

先日のアップデートでVSCodeのバージョンが0.5.0→0.7.0となり、
かなり大きな仕様の変更がありました。

スクリーンショット 2015-08-18 17.37.43
今回のエントリでは
・0.7.0で痛VSCode化
・User Snippetsを利用したUnityのスニペット

について共有します。

0.7.0では内部のフォルダ構成に大きな変更があったようです。
今まで痛VSCode化して楽しんでいたのですが、変更を記述していた
native.main.cssがmonacoフォルダごとなくなっており少し手こずりました。

スクリーンショット 2015-08-18 17.40.10

じゃあ痛VSCode化できないの!?というとそうではありません
どうやら細分化されたようでしっかりmonacoの機能は生きていました。
肝心のnative.main.cssの後継者はvs->workbench->workbench.main.cssでした。

スクリーンショット 2015-08-18 17.40.38

あとは以前のように画像を表示するように書き足すと
こんな風に背景に画像を入れられます。モチベも上がります。

スクリーンショット 2015-08-18 20.31.44

次にkyusyukeigo氏のUnityで使うためにVidualStudio Code(VSCode)入れてやったことを参考に
Unityのスニペットを追加したのですがそこでもまた一悶着あったので共有します

スニペットとは切れ端とか断面とかいう意味で、プログラミングでは長いコードを少ない単語から貼り付けることができる機能です。それをユーザーが自由に適宜追加、消去できる機能がエディタには有ります。

具体的に言うとUnityでvoid OnCollisionEnter()とか補完が効かなくてうつのめんどくさいし間違えるリスクも有るところをエディタに記憶させちゃおう的なやつです。

上記のURLからkyusyukeigo氏がUnityスニペットをjsファイルで提供してくださっていたので、説明にそって導入すると、バージョンの変更からかうまくいかないという問題が有りました。

調べてみるとVSCode0.5.0以降から新機能でUser Snippetsという機能が追加されておりもっと簡単にスニペットの追加ができるようになったようです。

今回はUser Snippetsを使ってUnityのスニペットを実装したのでやり方を紹介します。

1)command + shift + pで機能の検索ウィンドウを表示。「Snippets」と入力して選択します。
2)言語が聞かれるので今回は「C#」を選択します。

スクリーンショット 2015-08-18 20.47.47

 

3)csharp.jsonが表示されます。VSCodeのスニペットはjsonでやる感じですね

コメントアウトされた例文が最初に載っています。これを参考に適宜追加していくみたいです。
Unity用のスニペットをがしがし追加していきましょう。

今回、kyusyukeigo氏がGitで公開されていたjsバージョンを
僭越ながら私がVSCode jsonバージョンに書き換え、公開させていただきました。(何か問題があれば消去します)

以下のURLから閲覧、ダウンロード可能です(私のGitページです)
github.com/TsudaRyotaro/VScode/blob/master/csharp.json

4)上記URL先のコードをコピーし、VSCode上のcsharp.jsonに貼り付けます。
保存して再起動すると、スニペット機能が使えるようになっています。スクリーンショット 2015-08-18 20.58.58

 

ここまでカスタマイズできればだいぶVSCodeに愛着も湧いてきましたね!
アップデートで非公式カスタマイズは全て上書きされてしまうのでバックアップをしっかり取ることをおすすめします!では!