kameblog
2012年も残すところあと3日。
ってなわけでっ!今日から3日間、年末を飾るにふさわしい特別企画を書いていこうと思います。
記念すべき第1弾は……、特別でもなんでもない、
ニチアサキッズタイムの感想を描いていこうと思います。ハイ……。
いやだって、全然書いていなかったからねぇ。
なのでこの記事、すごくすごくすごく長いです。
特命戦隊ゴーバスターズ
全く書いていなかったので、23話から44話までの感想を簡単ながら一挙に。
Mission 23 意志を継ぐ者
Mission 24 トレビアンな夏祭り
Mission 25 アバターの謎を追え!
Mission 26 小さな強敵!司令室SOS
Mission 27 暴走コンビで迷宮脱出!
Mission 28 ニワトリに注意せよ!
個人的には第2部後半戦だと思っている一連のお話。
エスケイプが物語に加わり、敵味方双方新しい展開を見せていきます。
この物語の起点となっているのは、13年前のクリスマスの事件なんだけど、
それよりも前のお話や、その後のお話などが展開されたのがちょうどこのあたり。
丁寧に彼らの人生が描かれていくことで、
視聴者の近くに彼らがいるように感じられるようになってきたんだなぁ。と改めて思う。
そして、司令室の大活躍(?)やエスケイプの個人的主義の苛烈さが描かれていく中で、
徐々にクライマックスに近づいていきます。
Mission 29 亜空間への突入!
Mission 30 メサイア シャットダウン
第2部クライマックスにして、前半の最終回!
というか30話の次回予告見た時、本当に最終回かと思ったよ。
明かされる13年前の真実。メサイア、そしてエンターとエスケイプの正体。
ゴーバスターズが下す涙の決断。そして勝利。
涙なくしては見れない、悲壮感溢れる決戦だったね。
失うことで手に入る勝利がきちんと描かれていたと思う。
今までしっかり見ていて本当によかった。そう思わせる決戦回でした。
Mission 31 宇宙刑事ギャバン、現る!
Mission 32 ギャバンとの友情タッグ!
打って変わって不思議なテンションで繰り広げられた特別回。
しかし、本筋のお話もきちんと進んでいくんだから侮れない。
そんなわけで、劇場公開が控えたギャバンとのコラボ。
多分、劇場版より後のお話になっている(はず)。
ちょいちょい急な展開になってはいるけど、流石はゴーバスターズ。
アクションと巨大ロボ戦については文句ナシ。
つーか、最新技術で昭和のヒーローやるとホントにかっこいいなぁ。
レスキューポリスシリーズとか復活してくれないかなぁ。
あ、トミカヒーローがあるのか……。
Mission 33 モーフィン!パワードカスタム
Mission 34 敵はビートバスター!?
Mission 35 タテガミライオー 吼える!
Mission 36 ゴーバスターライオー ガギーン!
Mission 37 黒と白の花嫁
Mission 38 実況!エースデスマッチ
Mission 39 必殺!メサイアの拳
Mission 40 カブるJとメサイアロイド
Mission 41 怪盗ピンクバスター!
Mission 42 突撃!メガゾードの中へ
ギャバン編を経て第3部開始。
バラバラになったメサイアに、より完全な意味での人間のデータを入手させる。
新しい目的を基に実行されるエンターの策略に対し、
新兵器を持ってこれに対抗するゴーバスターズ。
エンターが本格的にストーリーを支配するようになり、
パワードモーフィン、タテガミライオー、エスケイプ・エボルブ、エンター・ユナイトなど、
敵味方共に大パワーアップを果たし、より熾烈な戦いが繰り広げられる。
任務を遂行していくというゴーバスターズならではのスタイルに、
社会で生きる人間に敵組織が迷惑をかけるというスーパー戦隊シリーズならではのスタイルが、
見事に融合を果たした。振り返るとそんな感じがする。
そんな中でも手を変え品を変え、次々と繰り出されるシチュエーションの数々。
(個人的なお気に入りは38話と42話。巨大ロボットの試合模様という状況や、
どの様にアプローチして中に突入するかというゴーバスターズだからこその展開が素晴らしい)
毎週毎週とっても楽しかった。
Mission 43 決意のクリスマス
Mission 44 聖夜・使命果たすとき
第3部のクライマックス。メガゾート・ゼータとなったメサイアとのリターンマッチ。
全てを失った、その象徴でもあるメサイアに対し、
その後に手に入れた思い出や絆、そして力をもって決戦に挑むゴーバスターズ。
現時点で出来るすべてのロボットギミックを惜しみなく放出した聖夜の一大決戦!
ゴーバスターズの気合の入った回はホントドキドキするよ。
基本的にゴーバスターズというのはスーパー戦隊シリーズの中でも、
特に悲壮感にあふれる作品なんだけど、だからと言って全く救いがないわけではない。
失っても、代わりにはならないかもしれないけれど、人はちゃんと手に入れることができる。
大切な人が消えてしまっても、それには及ばないかもしれないけれど、
愛情を持って支えてくれる人がいる。
ゴーバスターズというのはたくさんの愛情に見守られた子ども達のお話なのです。
ふりかえってまとめるとこんな感じ?
基本的には暗いんだけど、でも温かいお話だから毎週安心して見られるんだよねぇ。
さぁ、年が明ければ最終決戦を残すのみ!
どんな風に終わってくれるのか、楽しみです。
ふぅ。終わった。次は新番組仮面ライダーウィザードについて。
仮面ライダーウィザード
1話から16話までを簡単に。
第1話 指輪の魔法使い
第2話 魔法使いになりたい
第3話 変身!生中継
第4話 人形とピアニスト
第5話 決戦のコンクール
第6話 キレイな花には
第7話 思い出を買うために
第8話 新たな魔宝石
第9話 ドラゴンの叫び
まずは前半。平成仮面ライダーシリーズを見慣れている人にはびっくりの、
1話完結型の第1話から放送を開始した、平成仮面ライダーシリーズ第14弾。
指輪とベルトを介して、魔法を使用するというスタイルで戦うのが特徴。
他にも最初の数話を見て感じ取れる特徴としては、
・敵怪人が行ういわゆる悪事が、ダイレクトに人命に関わっている。
・物語の推進となる、謎解きを味方よりも敵が(基本的に)行う。
・仮面ライダーの力のリスクが比較的早くから提示される。
・ヒロインの存在自体が物語に比較的大きく関わっている。
・指輪をしているので、パンチ攻撃は一切ナシ。あくまで防御用。
等が挙げられると思う。
ゴーバスターズ同様、手にした力は同時に失った証でもあるという、
やや悲壮感の強いスタートの仕方だけど、ゴーバスターズと違い、
基本的に主人公の操真晴人(そうまはると)は、それを感じさせないタイプ。
でも、物語が進むにつれて自身の負う責任感に徐々に押しつぶされていくが、
理解者が少しづつ増えていくことや、更なるリスクを理解していくことで、
強大な敵に対抗するための大きな力を手に入れていく……。
というのが前半の大きな流れ。
第10話 国家安全局0課
第11話 守り抜く約束
第12話 希望の和菓子
第13話 夢を継ぐ者
第14話 帰ってきた映画監督
第15話 ラストシーンの後は
第16話 クリスマスの奇跡
今年分の第16話までを見ると、今回のウィザードのストーリー面の特徴は、
既に悪事が完了、またはそれに近い状況が発生してしまった場合、
ヒーローとして取ることのできる行動・決断とは何なのか。
というのを真剣に考えているということ。かなぁ。
今回の敵であるファントムがとる行動は、絶望へと導くことが目的だからか、
人間の心を本気で抉ってくるし、社会的に許せない行動を平気で行う。
(ノッてきたのか、12話~15話あたりからドンドンこんな感じになっていく)
強くてかっこいいけど、基本的に戦う以外のことは一人の人間以上のことができない、
その部分で深く悩むヒーローが、この先どの様に活躍していくのか、楽しみだね。
アクションは本当にかっこいい。
ウィザードのビジュアル面の特徴である、裾のヒラヒラ感と、
エクストリーム・マーシャルアーツ(だっけ?)を活かした、
円運動(&キック)が強く出ている。
これに、CGをふんだんに使った魔法が加わり、見る者を圧倒している。
そして、アンダーワールド。
電王以降、本格的に使用されるようになった巨大CG戦は今回も健在。
こういうのはどうしても予算との戦いになってしまうんだけど、
出来るだけ長く続いてほしい。縦横無尽に戦うドラゴンがホントかっこいいんだから。
ってなわけで、仮面ライダーウィザード。
これまでの作品と比べると、最初から主人公に決定的に強い部分を持たせていないから、
やや、出だしのインパクトには欠ける感じがするけれど、
それでも、悩みながらひとつひとつ前へ進んでいくという今回のヒーロー像は、
是非大切にしてほしいなぁ。
年明けからは2号ライダーが登場。
悩める晴人の大きな味方となるのかそれとも……?
2013年も楽しい1年になりそうですなぁ。
こんな感じかな。ゴーカイジャーのカクレンジャー編と、
フォーゼのメテオ初登場から始まった2012年のニチアサ特撮。
2013年はどんな風になるのか、来年も一つよろしくお願いします。
明日30日の特別企画第2弾は、2012年内で自分が見たアニメの感想をお届けしたいと思います。
それでは、また明日。