[DCEXPO2015]多重化インタラクティブデジタルサイネージを展示しました

2015/10/22-25で日本科学未来館にて行われた,DCEXPO2015のLavalVirtualブースで展示をしました.


ブースがLavalVirtualのブースで,展示の内容も絡めていくために思いついたのが,多重化インタラクティブデジタルサイネージです.

多重化技術を使って,LavalVirtualのプロモーション映像を誰もが見えるチャンネル(裸眼チャンネル)に表示し,フィルターを通して見えるチャンネル(不可視チャンネル)では過去のLavalVirtualで受賞経験があるMangaGeneratorを体験できるという多重化×マンガのシステムを開発しました.

多重化をすることによってインタラクティビティの追加が広告を邪魔せずに実現できるだけでなく,裸眼チャンネルを見ている人からしたら,サイネージの前で変なことをしている人がいて気になるという,attractiveなサイネージになったと展示を通して実感しました.

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裸眼チャンネルで見ると静止画の前で不自然なポーズを取っている人に見えて気になる

 

変なポーズを取っている人にひきつけられてきた人にはフィルター越しにディスプレイを見てもらってMangaGeneratorの体験を説明.すかさず過去のLavalVirtualでの受賞経験も話す.

フィルターチャンネルで見るとMangaGeneratorを体験しているのが確認できる

フィルターチャンネルで見るとMangaGeneratorを体験しているのが確認できる

 

今回のシステムにはMangaGeneratorで取った姿勢を分類して,体験者に自分がとった姿勢をフィードバックする機能を追加した.その情報を裸眼チャンネルに表示してあげることで変なポーズにひきつけられて立ち止まっていた人に次の体験へと誘導するきっかけを作ることが出来たと感じた.

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フィルターチャンネルの体験結果を,裸眼チャンネルに表示することで次の人への体験を促す

今回の展示のようなサイネージを新宿とかのパブリックなデジタルサイネージに使っていけば,自然と人を惹きつけるサイネージが出来るとか考えたりもしたが,フィルターが必要なのは実用に踏み切りにくいいう意見も得たので課題としておく.

でも個人的にはフィルター眼鏡をサイネージにくくりつけて展示するだけで問題ないと思っている.

フィルターを問題視する意見の100倍くらいはイベントや,デジタルサイネージやプロモーション使えそう/使いたいという意見を頂けたので,是非とも実現したいと思っている.

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