Laval – Shirai Lab http://blog.shirai.la 白井研究室 Wed, 18 Jul 2018 14:08:27 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.1.6 Laval Virtual 2015にて発表、ExPixelが受賞しました。 http://blog.shirai.la/blog/laval-virtual-2015/ http://blog.shirai.la/blog/laval-virtual-2015/#comments Mon, 27 Apr 2015 19:16:08 +0000 http://blog.shirai.la/?p=3091 2015年4月8日から12日にフランスLaval市にて開催された「 Laval Virtual – 第17回VR技術と使用法に関する国際会議」に以下の発表のため参加してまいりました。

「ExPixel」Laval Virtual Award 2015 “BUSINESS, COMMUNICATION & SERVICES”
「Gamification and construction of virtual field museum using augmented reality game “Ingress”」(口頭発表):白井先生
「Face a la Mode」 口頭発表担当:鈴木百合彩、展示発表:安藤歩美
「ExPixel」展示発表:津田良太郎

http://www.laval-virtual.org/en/

VRIC2015のプログラム

http://www.laval-virtual.org/en/scientific-conferences/vric/vric-2015.html

国際公募デモ展 ReVolution2015採択リスト

http://www.laval-virtual.org/en/prices-competitions/laval-virtual-awards/laureats-2015.html

INVITED PROJECTS

  • VISTouch – Tokyo University of Technology

WELCOME PROJECTS

  • Blazing Exorcist – Tama University
  • Tiber Valley Virtual Museum – CNR
  • Chambre de Kristoffer – INREV university Paris8
  • Never Blind in VR – Dassault Systèmes
  • Stick’n roll – Tokyo Denki University

WEEKEND PROJECTS

  • SharedFace 2 – McGill University
  • Face à la mode – Kanagawa Institute of Technology
  • ExPixel – Kanagawa Institute of Technology

 

Laval Virtual 2015初日の様子をどうぞ(公式動画)

 

 

 

まず、最も大きな話題として「ExPixel」がLaval Virtual AWARDS「BUSINESS, COMMUNICATION & SERVICES」を受賞いたしました。

白井先生の授賞式において「11年間、Laval Virtualの運営に関わってきました、それだけにこのAwardは絶対に自分では受け取ることができないトロフィーであると認識しておりました。このたび、ExPixelに対して評価いただいたことを嬉しく思います」とコメントしました。

次に、相模原市立博物館とのコラボレーション、特にIngressを使ったフィールドミュージアムの構築が、英文論文として採択されました。発表に対するフィードバックも大きく、各国(米国、フランス、台湾、日本)での状況の違いなども共有されました。

 

 

■学生プロジェクト「Face a la mode」 (安藤歩美)

3年生中心に10週間ほどの企画・開発・制作を行ったプロジェクト「Face a la mode」はKinectとRealSenseを使った、没入型エンタテイメントシステムです。誰でも自分だけの素敵な雑誌の表紙を作ることができます。

好きな背景を選び、Kinectの前に立っていろいろなポーズをとります。映し出されるシルエットによりポーズのヒントを体験者に与えます。頭上にあるRealSenseにより、最高の笑顔の瞬間にシャッターが切られます。

完成した表紙は体験終了後に印刷されて、お持ち帰りいただけます。

Laval Virtual ReVolution 2015にWeekend枠で採択され、週末の2日間で309人を超える体験者に体験して頂けました。

 

以下、写真紹介です(津田良太郎)。

 


4/6Laval市郊外にて研究のディスカッションを実施


展示会にてGear VRを体験、解説をする白井先生

 


WeekEnd発表、共演を求められる安藤さん


展示最終日、学生ボランティアのJacquelineさんにフランス語でお礼を言う津田

 


WeekEnd展示 ポーズを取る体験者

 


IVRC2014優勝、筑波大学「ChildFood」の展示

 

■おわりに

今回の「Face a la mode」展示プロトタイプに先んじて、オープンキャンパスにおいて展示させていただきました、日本の高校生とフランスの一般の体験者は体験の様子が全く違いました。

RealSenseの笑顔の認識も、日本では課題が多かったのですが、チューニングの甲斐もあって、フランスでは良好な反応で利用できました。

展示の中で一番大変だったことが「英語の通じない世界でのオペレーション」でした。ジェスチャーで説明したり、お子様が体験した時に保護者の方が通訳してくださることで乗り切ることができました。

現地の女子高校生展示ボランティアJacquelineさんをはじめ、たくさんの方に助けられました。ありがとうございました。

 

フランス滞在2日目、調査のためモンサンミッシェルの見学をしました。普段では絶対に目にすることのできない風景や建築、おいしい食べ物を満喫し、貴重な体験でした。

ラヴァルの町はパリに比べると落ち着いていて、とても過ごしやすかったです。来年配属するであろう後輩たちにも是非Laval Virtualに参加してこの風景を楽しんでもらいたいと思います。

 

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「白井研究室通信」 第39号(2014/4/25発行)/「未来のゲームセンター」/新世代Scritter/東京で常設展示化/Scritter新世代 http://blog.shirai.la/blog/mn39/ Fri, 25 Apr 2014 15:22:53 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2601 「白井研究室通信」 第39号(2014/4/25発行)/「未来のゲームセンター」/新世代Scritter/東京で常設展示化/Scritter新世代
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<今月号ごあいさつ>
4月、世間では桜吹雪ですが、白井研究室は毎年桜が見れません、フランスに遠征している時期にぶつかることが多いので。そして怒涛の新学期が始まり、あっという間に新緑の眩しい季節になりました。怒涛の4月が終わらないうちに、今月あった出来事をお伝えいたします。

■–INDEX–■
■ アミューあつぎグランドオープン展示企画「未来のゲームセンター」2日間限定公開!
■ 多重化映像技術「Scritter」第4世代ついに公開!
■ 研究成果2作品が先端技術館@tepiaで常設展示化
■ 相模原市立博物館で写真ワークショップを開催します(4/29, 5/3)
■ Laval Virtual 2014にて5件の発表をいたしました
■ Rex Hsieh (CMUからの留学生) Monthly
■ 芸術科学会DiVA35号が発行されました
■ 編集後記「ゴールデンウィークやりたいこと」

■アミューあつぎグランドオープンイベント
「未来のゲームセンター」
http://blog.shirai.la/events/amyu/
明日4月26日から27日までの2日間、神奈川県厚木市にてグランドオープンする複合施設「アミューあつぎ」。その、オープニングイベントで神奈川工科大学の有志一同が学生ならではのアイデアで製作した、今までにない新しいゲームを出展します!未来のゲームクリエイター達の成果作品に加え、昨年の東京ゲームショウ2013で大人気を博した「アオモリズム」そして白井研究室の目玉である没入型エンタテインメントシステム「Manga Generator」さらに、本邦初公開の次世代Scritter「FamilinkTV」を2日間限定で特別公開します!ご家族でもお楽しみいただける内容となっていますので、是非遊びに来てください!
また、以下の特設サイトも用意しましたので、ご確認ください。
日時:2014年4月26・27日 10:00〜17:00
場所:厚木市中町 2-12-15 アミューあつぎ 6F ルーム604
内容:ゲーム展示7作品・入場無料
【未来のゲームセンター特設サイト】
http://blog.shirai.la/events/amyu/
【予告編動画】

【中村隆之先生より】
東京ゲームショウ2013で大人気だった「アオモリズム」他、ゲームクリエイター特訓平成25年度の集大成としてより選りの超個性展示をいたしておりますので是非体験いただければ幸いです。
【未来のゲームセンターナイト】
アミューあつぎグランドオープンイベント「未来のゲームセンター」スタッフ反省会&交流会です
https://www.facebook.com/events/258169727700711/

■ 多重化映像技術「Scritter」第4世代ついに公開!
2010年から改良を加えてきた多重化映像技術「Scritter」の第4世代はついに液晶フラットパネルでの実現になりました(詳細なプレスリリースは近日中に発信される予定です)。国際展示ではLaval Virtual ReVolution 2014「FamilinkTV」にて,また上記の「未来のゲームセンター」にて本邦初公開となります。
http://www.laval-virtual.org/en/exhibitors/list-of-exhibitors/124-familink-tv-kanagawa-institute-of-technology.html
【FamilinkTV YouTube動画】

■ 研究成果2作品が先端技術館@tepiaで常設展示化
http://blog.shirai.la/blog/2014/04/tepia/
2014年4月22日(火)にリニューアルオープンした「先端技術館@tepia」(一般財団法人高度技術社会推進協会・東京都港区北青山)にて、神奈川工科大学情報学部情報メディア学科白井研究室の研究成果を中心とした2点が常設展示として「テクノロジースタジオ」に長期展示公開となりました。
出展される研究成果2点は、国際学生VRコンテスト(IVRC2012)で高い評価を受け、その後研究として世界的に注目されている“マンガ没入型”エンタテイメントシステム「マンガジェネレーター/瞬刊少年マルマル」と、本学・谷中一寿教授らと開発した3D互換の多重化映像技術「Scritter(スクリッター)」です。2つの展示は今後1年間の長期展示を予定されており、展示を通して白井研究室のテーマである「エンタテイメントシステム」と「人間と面白さ」について、本学・情報工学科の大塚真吾准教授と共同し、実験フィールドとして来場者の振る舞いデータを非接触で取得し分析します。
我が国を代表する先端技術が集まる館における、展示される親しみやすい展示です。みなさまのご来館・ご体験をお待ちしております。
先端技術館@TEPIA公式該当ページ http://www.tepia.jp/exhibition/studio2.html

■ 相模原市立博物館で写真ワークショップを開催します(4/29, 5/3)
http://blog.shirai.la/blog/2014/04/scm-photo-ws/
このゴールデンウィークに相模原市立博物館と協働で「博物館でネット記者デビュー!」というワークショップを開催します。子供と一緒にプロのフォトグラファーとデジタル一眼レフを持って情報メディア、ミュージアムとの新しい付き合い方を見つけませんか?
[以下掲載文から]
新しくなった相模原市立博物館のホームページで、あなたが選ぶ展示物ナンバーワンを発信しよう!
フォトグラファー 阿部章仁氏を迎え、神奈川工科大学 情報メディア学科の大学生や先生たちと、新しい博物館とのつきあい方、ITを通じた情報発信やデジタル一眼レフを使った博物館資料の上手な撮影方法を無料で体験できるイベントです。
日 時:
4月29日(祝) 第1回 10:00-12:00、第2回 14:30-16:30
5月3日(日) 第1回 10:00-12:00、第2回 14:30-16:30
対 象:小学校3年生~高校生まで(小学生は保護者同伴)
※保護者の方,小学校低学年の見学も可能です(見学者は参加人数に含まれません)
会 場:博物館実習実験室及び常設展示室
講 師:フォトグラファー 阿部章仁氏
https://www.facebook.com/abephoto
神奈川工科大学 情報メディア学科 准教授 白井暁彦氏 および学生
定 員:各回10組(応募多数の場合は抽選)
申込み:
[4/29開催分]
http://sagamiharacitymuseum.jp/ai1ec_event/netkisha/
[5/3開催分]
http://sagamiharacitymuseum.jp/ai1ec_event/netkisha0503/

■ Laval Virtual 2014にて5件の発表をいたしました
例年、セッションチェアとして参加しているLaval Virtualですが、今年は神奈川工科大学情報メディア学科から以下の5件が発表となりました。
特に共同研究を含め同時に5件の発表と、「第4世代Scritter」、コードネーム”FamilinkTV”が実現し、3年生と留学生を中心とした若いチームで大変短いスピードで国際展示に辿り着いたのは特筆に値します。
詳細はこちら:
http://blog.shirai.la/blog/2014/04/lavalvirtual2014/

■ Rex Hsieh (CMUからの留学生) Monthly
JAPAN VENDING MACHINES, TOILETS, AND CONVENIENT STORES
日本の自動販売機,トイレとコンビニ
http://blog.shirai.la/hrex/

■ 芸術科学会DiVA35号が発行されました
白井研究室の新4年生が中心になって編集を行った,芸術科学会学会誌「DiVA」35号が発行されました
内容(著者・敬称略):巻頭言(中嶋正之)/SIGGRAPH ART GALLERY(春口巌)/NICOGRAPH2013報告(茅暁陽,白井暁彦,安藤英俊,豊浦正広,藤代一成,伊藤貴之,菊池司,久木元伸如,今野晃市,櫻井快勢,澤野弘明,宮崎慎也,山本景子)/CyberWorlds2013国際会議報告(藤代一成,茅暁陽)/研究室リレー訪問/マンガ「芸術科学のウラオモテ」/DiVAギャラリー/海外だより/論文ダイジェスト/東北支部便り/学会便り
無料でダウンロードできます,是非ご覧ください!
http://j.mp/ASdiva35

■編集後記「ゴールデンウィークやりたいこと」
小川:地元に帰っていっぱい遊ぶ!
鈴木:GW前半までにやることを終えて久しぶりにオールでヒトカラがしたい!!
國富:自然と戯れた〜い!!
白井:講義があるときはできなかった講義の準備と論文投稿と前年度の報告書だな…いや1日ぐらいは家族と過ごしたい。同僚の先生方と「子連れの会」でアウトドアイベントに繰り出したい!

—–
★次号は5月GW明けぐらいに発行予定です。

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白井研究室では留学生交換や、企業・他大学との共同研究、インターンシッププログラムなどを積極的に開発しています。科学コミュニケーションや先端技術、エンタテイメント技術、イベントや共同研究のご提案、また本メールニュースへのお知らせなどの掲載希望などはこちらまでお気軽にお寄せください。ご意見・ご感想も歓迎です。
このメールニュースは、神奈川工科大学 白井暁彦または白井研究室の学生と名刺交換等させて
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・白井研究室メールニュース「白井研究室通信」第39号
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「白井研究室通信」 第38号(2014/3/30発行)/本日ホリエモンとトークイベント/Scritter新世代/卒業写真特集 http://blog.shirai.la/blog/mn38/ Mon, 31 Mar 2014 05:33:07 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2498 「白井研究室通信」 第38号(2014/3/30発行)/本日ホリエモンとトークイベント/Scritter新世代/卒業写真特集

<今月号ごあいさつ>
温暖な日が続いたかと思うと急に寒い日がやってくる…
…つまり三寒四温な今日この頃、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
私は毎日、日付が変わるころに街頭にライトアップされた桜並木の下を通って帰宅する、
優雅な研究室充ライフを送っております。え就活?サクラサクです(ch)。

■–INDEX–■
1. (本日)ホリエモン春のVR/AR祭り@ロフトプラスワン に出演します!
2. フランスLaval Virtualにて新作「FamilinkTV」を発表します(田口)
3. “アミューあつぎ”グランドオープンイベントで「未来のゲームセンター」を展開(小川)
4. 相模原市立博物館の新しいウェブサイトを公開開始しました
5. 映像情報メディア学会で3件の発表/新技術・3年生はデビュー戦
6. 芸術科学会DiVA編集部入れ替わり、35号、公開予定!(小瀬)
7. 就活戦線2015「就活特訓講座」を開催
8.CMUからの留学生: Rex Hsieh Monthly
9. 奈良くん留学記 Laval Virtual 2014直前情報
10. 2014春、ご卒業おめでとうございます!
■ 編集後記:「30%ルール、私のテーマはこう使う」

1. (本日)ホリエモン春のVR/AR祭り@ロフトプラスワン に出演します!
 IT業界の鬼才・ホリエモンこと堀江貴文氏のお誘いを受けて、以下のイベントに研究室みんなで参加します。

「ホリエモン春のVR/AR祭り@ロフトプラスワン」
Oculus Rift第一人者、GOROman氏、ユニティ・テクノロジーズジャパン伊藤周氏、神奈川工科大学准教授 白井暁彦氏、そして大人気コンテンツ、ホリエモンWITHに登場いただいた藤井直敬氏、落合陽一氏をゲストに迎え、最新のVR/AR(Virtual Reality=仮想現実/Augmented Reality=拡張現実)の世界と新しい遊びを提案!話題のVR/ARを体験しよう!

【日時】3月31日(月)OPEN 18:00 / START 19:00(END 21:00予定)
【出演】堀江貴文・寺田有希
【ゲスト】GOROman/伊藤周/藤井直敬/落合陽一/白井暁彦/他
 http://horiemon.com/staff/5408/

 年度末のお忙しい時期ですが、お仕事帰りにご参加下さい!ニコ生もあるかも?
 なお、前売り券がお得なかんじです!
 前売¥2500 / 当日¥2800(要1オーダー500円以上)※前売券はe+にて発売中!
 http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/21848

 おまけ:堀江貴文氏が白井研究室で密談中!?(※取材です)
 https://twitter.com/o_ob/status/448012149600710656/

2. フランスLaval Virtualにて新作「FamilinkTV」を発表します(田口)
 まだギリギリ3年の田口です。
 4月9日から13日までフランスのLaval VirtualにてScritter第4世代の最新デモ「FamilinkTV」を公開します。
 Unityで開発されたデモ用の実行ファイルの動作が重かったので、デスクトップだけでなくノートパソコンでも動くように軽量化を行っています。
頑張って荷物を減らしてたら、オペレーションをKinectを用いて行うことになりました。あれ、増えた…?
 当面の強敵はデモ用のモニタ。運搬コスト、現地調達難度、共にラスボス級。
 初海外なので、先生において行かれないように準備を進めています。

3. “アミューあつぎ”グランドオープンイベントで「未来のゲームセンター」を展開(小川)
 4月26日に厚木市にグランドオープンする複合施設アミューあつぎ。
 その6階604号室で、我々は4月26日〜27日の2日間「未来のゲームセンター」(仮)を展開します。
 白井研究室からは、世界で人気の「Manga Generator」や、Scritterシリーズの新作を出展します。
 また、情報メディア学科学生有志から東京ゲームショウ2013で注目された「アオモリズム」やゲームクリエイター特訓の成果作品も出展し、今までにない新しいゲームが無料で展開されます。
 楽しみや驚きを与えられることは間違いないでしょう。ぜひ、遊びに来てください!
 【アミューあつぎHP】http://www.amyu-atsugi.jp
 【アクセス】http://www.amyu-atsugi.jp/access/index.html
 【プロジェクトHP】 http://blog.shirai.la/events/amyu/

4. 相模原市立博物館の新しいウェブサイトを公開開始しました
 相模原市・相模原市立博物館と神奈川工科大学 情報メディア学科 白井研究室の協働事業「みんなでつくる相模原『知的探求散策アルバム』」の新ドメインによるリニューアルを実施しました。
 現在、2014年4月の本公開に向けて試験公開中です。
 試験公開中の新ドメイン
  http://sagamiharacitymuseum.jp
 現在の相模原市立博物館ホームページ
  http://www.remus.dti.ne.jp/~sagami/
 今後、新しくなった博物館ウェブサイトを使ったワークショップの実施や、市民による情報収集・発信の方法を探るとともに、同事業のコンテンツの充実を図って行きます。

5. 映像情報メディア学会で3件の発表/新技術・3年生はデビュー戦
 以下の映像情報メディア学会研究会で3件の発表を行いました。

□ヒューマンインフォメーション研究会(HI)
 2014年 3月 4日(火) 10:35 – 17:20
 「HMD装着時における首によるジェスチャ認識 ~ 首可動域の特性 ~」
 田口裕起・鈴木久貴・○小川耕作・白井暁彦(神奈川工科大)

□立体映像技術研究会(3DIT)
 2014年 3月 6日(木) 15:20-15:45
 「直線偏光による多重化隠蔽型ハイブリッド3Dディスプレイにおける画質評価」
 ○藤村 航・小出雄空明・國富彦岐・田口裕起・鈴木久貴・白井暁彦(神奈川工科)
 「液晶フラットパネルにおける多重化隠蔽映像の試行と実現」
 ○小出雄空明・藤村 航・國富彦岐・田口裕起・鈴木久貴・白井暁彦(神奈川工科)

 会場は東京農工大学 小金井キャンパスでした。3年生はデビュー戦、M2の2人は最終戦でしたが立派に発表を終えました。

6. 芸術科学会DiVA編集部入れ替わり、35号、公開予定!(小瀬)
 白井研究室では芸術科学会の学会誌「DiVA」の編集部を担当しております。
この度、スヨン先輩、小池先輩から編集部を引き継ぎ、携わらせていただいた、芸術科学会DiVA35号に発行の目処がたちました!本当は2月の発刊を目指していたのですが、ズレにズレ込み、ただいま年度末に出せるか否かの瀬戸際です…。 関係者の方々には申し訳なく思います。次号からは、今号で鍛えられたスキルやノウハウを活かし、スムーズな発行を目指していきますので、よろしくお願いします!
 http://www.art-science.org/kaiin01.html
 DiVAの編集作業を通じて、DTP・レイアウトだけでなく、ワークフローの大切さを学びました。これからも気を抜かずに頑張っていきたいと思います。

7. 就活戦線2015「就活特訓講座」を開催
 http://blog.shirai.la/blog/2014/03/joblab/
 2015卒就活特訓講座について、以下の通り第1回〜3回を開催いたしました。
  3/18 15:00-18:00 就活特訓講座(1) エントリー対策
  (応募戦略、応募書類の書き方、作文技術)
   3/19 9:30-12:40 就活特訓講座(2) 課題対策とグループディスカッション
   3/20 9:30-12:40 就活特訓講座(3) グループディスカッションと面接対策
 □開催の様子
  https://twitter.com/o_ob/status/445900140897775616/
  https://twitter.com/o_ob/status/446304373123993600/
 □資料
  http://www.slideshare.net/aquihiko/ss-32528151
 □FacebookでD科学生向けにJobLabという相談会を開催しています。
  https://www.facebook.com/groups/shirai.job.lab/
  こちらも遠慮なくご参加ください(学内・D科の学生であることを確認するために自己紹介が必要です)。
  http://blog.shirai.la/blog/2014/03/joblab/

8.CMUからの留学生: Rex Hsieh Monthly
 I am currently working on research, human modeling, as well as ComiPo right now. Have done six one page comics, one human model on Maya.
 Some daily topics are on my blog:
  厚木市 http://blog.shirai.la/hrex/2014/03/30/atsugi-city/
  卒業式 http://blog.shirai.la/hrex/2014/03/23/kait-graduation/

9. 奈良くん留学記 Laval Virtual 2014直前情報
 留学期間も残り1ヶ月を切りました。
 Lavalでは寒暖の差が激しく、日中でも10度くらい日によって変わります。
 今年はスタッフとしてLaval Virtualに参加する事になりました。
 今年もLaval Virtualのために沢山の日本人がLavalに来る予定ですが、Lavalでは英語がほとんど通じないので注意してください。パリと違って街中は人も少なく、治安もそこまで悪くはないですが、日本人というだけで狙われやすいので油断はできません。
 火曜日と土曜日にはマルシェという市場が広場で開かれ、色々なものが売られています。ワゴンのガレット屋がおすすめです!
 環境が日本とは大きく変わるため体調を崩しやすいので、薬とか乾燥対策とかして渡航されると良いと思います。
 参加される方はお気をつけてお越し下さい。

10. 2014春、ご卒業おめでとうございます!
 2014年3月卒業の白井研究室研究生の皆さん、おめでとうございます!
 今年度は修士(工学) 3名、学士(工学)9名の大所帯でした。
 先生からのプレゼントであるオリジナルイラスト色紙、新体育館でのはじめての卒業式など画像はこちら。
  http://blog.shirai.la/blog/2014/03/graduation/
 追い出しコンパは新旧入り交じってカラオケ大会。朝まで盛り上がっておりました。
 Yannickのお別れ会(フランス語でPot de depart)も同時開催です。
 前途洋々な卒業生の今後のご活躍を期待します!

■編集後記:「30%ルール、私のテーマはこう使う」
白井研究室では「30%ルール」という管理手法を採用しています。
[A]卒業研究に関わる「メインの研究」を30%、
[B]卒研になるかどうかわからないプロジェクトやコンテスト、就活を「サブ研究30%」、
[C]さらに「完全なホビー」を30%、残りの10%は「水平展開/執筆」で、
[D]BlogやTwitter、Github、研究室内文書の作文などが推奨されています。
参考: はたらくじん http://hatarakujin.com/your_works/012/
白井先生そのものが複数の才能を持った人物だからこそ産まれた管理手法ですが、
白井研究室の研究生たちはどのように運用しているのでしょうか?インタビューです。
(小川)展示、Neck、就活。以上!!!
(田口)就活が終わったので100%をすべて振り分けられるようになりました。
現在のプロジェクトが一段落ついたら同じくらいサブプロジェクトを頑張ります。
睡眠時間をホビー枠とすればちょうど30%かな?
(松下)DiVA編集作業、就活、動画視聴&料理&ゲーム、それぞれを30%ずつ、残り10%は、twitterを使用。
研究テーマについてはDiVA編集作業からヒントを得たいところです。
(鈴木) [Blog]大学の卒業式とMy30%ルール http://blog.shirai.la/hisataka/?p=48
やりたいことがいっぱいでなかなかまとまらないで大変です。まとめるなら研究とバイトと学外活動ですね。今後固まってくると思うので、その場合はブログにて報告します!
(小瀬)DiVAの編集作業。就活。アニメとか本とか格闘技とか。10%はFaceBookをポチポチと。メインにするべき研究テーマがまだ決まっていないので、まだまだ模索中です。
(Rex)On average I spend 30% of my time in lab doing manga generator related research, 30% on new media research, 30% on model practicing, and 10% on blogging. I only walk around Atsugi city and buy stuff on weekends, so they do not factor into the 30% rule. Occasionally I go to the lab during weekends, but only if I feel I am behind on my research.
(白井)[A]研究、[B]大学のお仕事、[C]家族、子育て、学会関係、フランス関係です。学会関係で頑張り過ぎると家族が泣きますね…。

—–
★今号、前回の号の反省を活かして、1ヶ月に2号の発刊となりました!
これから展示と展示と展示と講義と講義とイベントと…と大変忙しいので…。
次号は4月下旬に発行予定です。
そして今回の配信で、ついに配信数が1000名を超えました!
今後ともよろしくお願いいたします。

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白井研究室では留学生交換や、企業・他大学との共同研究、インターンシッププログラムなどを積極的に開発しています。科学コミュニケーションや先端技術、エンタテイメント技術、イベントや共同研究のご提案、また本メールニュースへのお知らせなどの掲載希望などはこちらまでお気軽にお寄せください。ご意見・ご感想も歓迎です。
このメールニュースは、神奈川工科大学 白井暁彦または白井研究室の学生と名刺交換等させていただいた方々にお送りさせていただいています。
このメールニュースがご不要の際は http://shirai.la/mr より、
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・白井研究室メールニュース「白井研究室通信」第38号
 バックナンバー http://shirai.la/mn ご購読/配信停止 http://shirai.la/mr
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「白井研究室通信」 第37号(2014/3/22発行)/祝卒業!桜開花直前号 http://blog.shirai.la/blog/mn37/ Sat, 22 Mar 2014 09:16:48 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2420 <今月号ごあいさつ>
本日は、平成25年度最後の白井研究室通信をお送りいたします。
本来は2月4日ごろ発行の予定でしたが大幅に遅れてしまいました、お詫びして
大幅増量でお送りいたします。祝卒業!

■–INDEX–■
1・日経新聞掲載(鈴木・松下)     
2・VRIC & Laval Virtual ReVolution採択(鈴木・田口・Yannick)
3・卒論修論提出&発表が終わりました(各位)
4・2/6,13発表会を実施(石川)            
5・iPhoneアプリを公開(小西・石川)  
6・就活最終戦線(神戸、太田)
7・Rex and Yannick          
8・GlobalGameJam2014を終えて(小瀬)
9・新4年紹介
■編集後記:面接や発表で「聞かれたいこと、聞かれたくないこと」

1 ・日経新聞掲載(鈴木・松下)     

 2013年12月26日、日経新聞のカメラマンさんがマンガジェネレーターの取材にいらっしゃいました。自分は、たまたま手が空いているという理由で抜粋され、カメラマンを背後にマンガジェネレーターを体験しました。まず自分一人でマンガジェネレーターを体験し、そのあと2人でマンガジェネレーターを体験しました。その間カメラマンは、姿勢について指示を出して、その姿を後ろからカメラで撮っていました。さすがはカメラマンといいますか、カメラの角度や窓からの太陽の光の当たり方など、写真を撮っては撮り方を変えて、試行錯誤をしていました。その分、自分達は同じ姿勢を保っていて、腕や足が攣りそうになるという地味な努力もあり、無事に取材が終わりました。その時の心残りと言えば、最後の最後で最高の判定を出したのですが、その写真を撮られていなかったということですね。 
掲載された新聞記事はこちら
2014年1月18日 日本経済新聞夕刊1面「大学発ユニーク研究」
http://blog.shirai.la/blog/2014/01/nikkei/

2・VRIC & Laval Virtual ReVolution採択(鈴木・田口・Yannick)

■鈴木
3年の鈴木&田口です。今回Laval VirtualのVRIC(ACM Virtual Reality International Conference)にポスターが採用されてほっとしています。
徹夜で作業した時間が報われました!!
タイトルは”Survey the characteristic of neck movement for gesture input when using Oculus Rift”です。
IVRC2013でプレゼンテーション審査で落ちてしまった”団欒ぼっち飯”という企画の「首インタラクション」に焦点を当てて、被験者間での首の動きの違いを検証してみました。
Laval Virtualでの国際公募デモ部門ReVolutionにも採択を頂きました!
“Familink: expanding the social value of the living room with multiplex imaging technology”
ReVolutionのプロジェクトはフランス人と台湾人の留学生との国際プロジェクトだったため、英語でのコミュニケーションを取るいい機会になりました。
この1週間で耳が英語に慣れてきて僕にとってはとても投稿経験でした。
Laval Virtualまでの期間でもっと彼らとの交流を図って、現地での英語でのデモンストレーションに備えていきたいです。
■Yannic
We submitted a publication for Laval Virtual’s VRIC Call for Papers. The publication entitled “Scritter to 1p2x3D: application development using multiplex hiding imaging technology” has been accepted as a short paper (4 pages). We also submitted for Laval Virtual ReVolution’s Call for Demos in order to present Scritter4 for flat panel. “FamiLinkTV: expanding the social value of the living room with multiplex imaging technology” will be revealed in Laval.
It’s latest demonstration of Scritter series!
Laval Virtualではポスター,口頭発表,デモが各1件と大変忙しくなりそうですが頑張ります!
http://www.laval-virtual.org/en/scientific-conferences/vric-2014.html

3・卒論修論提出&発表が終わりました(各位)

■学部4年生 
神戸:「組込み系Linuxを用いたノンディスプレイ訪問者対応システム」
 ICカードをかざし学籍番号を入力する事で白井先生に学籍番号とシステム利用日時を本文に記述したメールを送ることができるシステムを開発しました。白井研究室前に設置してあるので先生不在時に用事のある方は利用してみてください。
あまり覚えていませんが大きな失態は無かったみたいでよかったです

李:「自由なレイアウトとリフロー機能を備えたハイブリッド電子書籍の提案」
 電子書籍として閲覧した場合に見にくい、雑誌のような見開きレイアウトを画像とテキストに分離し、簡略化することでリフロー機能を活かし、必要な場所では画像を使うハイブリッド電子書籍が作成できると考え研究を進めました。無事に発表することができ、一安心です。

小池:「SD法を用いた電子ペーパーデバイスと紙媒体におけるフォント比較評価」
 最近流行りの電子ペーパーデバイスにおけるフォントのイメージを調査し、フォントが与えるイメージをそれぞれレーダーチャート化して比較しました。研究にご協力いただいたすべての皆様にこの場を借りて感謝の意を表します。発表後は他人の発表に質問するくらいの余裕が残ってよかったです!

田所:「エンタテイメントシステム展示評価のためのアテンションカウンタの開発」
 Amazon等、体験者の主観的評価が多い中、客観的評価ツールが必要だ。という考えから、ゲームインタフェースであるKinectを用いて、展示評価を行えるツール「KineCo」を作りました。無事に発表を終えることができて良かったです。プレゼンはガチガチだったケド。

石川:「スマートフォンによる実世界指向ゲームの開発」
 スマートフォンに内蔵された各種センサを有効に使って実世界のプレイヤーの5つの動きを評価するアルゴリズムを作成し、それを用いた実世界指向パーティゲーム「王様スロット」を開発しました。

小西:「超短期間でiPhoneアプリ開発をするためのフレームワークの開発と評価」
 Global Game Jamのような48時間程度の開発を可能にするラッパークラスや拡張クラスを作成し、実際に超短期間でのアプリ開発を行いました。

太田:「Webサーバー統合型セキュリティカメラによる施設利用ライフログ生成システム」
設置場所の利用状況を可視化するために、動体検知監視カメラを開発し、撮れた動画で設置場所のライフログを作成してみて長期のフィールドテストを行い比較してみました。発表が終わって一安心ですが、内容の一部を先生に無断で変更してしまったため、働く際はしないように使用と決めました。

向井:「地域博物館におけるデジタル・ネットワーク・メディアの導入と課題」
 研究を通して、地域博物館のアナログ・ネットワークの重要性とデジタル・ネットワークの必要性を明らかにした。
 発表を終えて、思い道理に口が回らないだけでなく、スライドが止まり、メインのPCの電源が入らないというマイナス部分が気になった。今後このような機会があるならば気を付けたい。

野村:「キャラクターbot による科学的誤解の解決手法」
 メタボとBMIに関しての正しい情報をTwitterを通してに発信しました。無事発表をおえることが出来て良かったです。今度からもっと計画的に行動しようと思います。

■修士2年生
北田:「スマートフォンの加速度センサを用いたエンタテインメントコンテンツ閲覧時のリアルタイム行動分析」
 スマートフォンの加速度センサを用いた動画コンテンツ評価手法を中心にセンスオブワンダーナイト2013でご使用いただいたWebアプリ「PicoPico」と動画視聴における笑い分析サービス「Wara-L」(http://waral.shirai.la)についてまとめております.この場を借りてこれまで実験にご協力いただいた皆様にお礼申し上げます.また,Wara-Lは引き継ぎ,実験をおこなっております.iPhone/Androidのスマートフォンをお持ちでご興味のある方はご協力いただけますと幸いです.よろしくお願いいたします.

藤村:「産業用実世界指向エンタテイメントシステムの基盤技術開発」
 近年、旧来のビデオゲームのように画面やコンピュータの中で体験を完結せさるのではなく、実世界の現象を用いるこで体験の面白さを拡張する「実世界指向エンタテイメントシステム」と呼ばれるコンピュータシステムが多く開発されています。実世界指向エンタテイメントシステムでは、センサを用いたセンシング技術、カメラを用いた動画像処理、情報表示する映像提示方法、体験者の行動を評価するアルゴリズム開発など多様な技術によって構成されているますが、新しく開発された技術は、実験用やプロトタイプ的なデバイスを用いるなど、産業用として利用することは困難です。
 そこで、機能ごとに部品化し、他のエンタテイメントシステムに組み込みことで、更なる付加価値や応用ができ、エンタテイメントシステムの可能性を広げていくことが可能になると考えられます。

小出:「多重化隠蔽映像技術の多様化」
 映像技術の新しい付加価値創出として,白井研究室でこれまで研究してきました3D互換の多重化映像技術、通称「Scritter」および、多重化隠蔽映像技術「ScritterH」について、アプリケーション開発による多重化隠蔽映像技術の多様化と従来不可能であった液晶プロジェクターを用いた多重化隠蔽映像として、新たに開発した第3世代多重化隠蔽映像技術「ScritterLQ」、フラットパネルディスプレイ上での多重化隠蔽映像実現のための基盤技術として開発した、第4世代多重化隠蔽映像技術「Scritter4」について述べています。今回の研究成果が、今後の多重化隠蔽映像技術の発展に一役買えれば幸いです。

■卒研発表会の要素はこちら
http://blog.shirai.la/blog/2014/02/h25sotsuron/

4・2/6,13発表会を実施(石川)            

 4年生は2月6日に、修士は2月13日に卒業論文発表会を控えています。翌々日に発表会が迫る私たち4年生は、プレゼンの完成度を高めるべく、食事の間も惜しんで発表練習をしています。発表会と同時に私たちの卒業も少しずつ近づいていると思うと、寂しさを禁じえません。研究室で白井先生にご指導いただいたこの1年は本当に実り多く、振り返れば長かったような短かったような、夢のような1年間でした。お世話になった先輩方と先生への感謝の意を胸に、当日は卒業生一同全力で発表に挑みます。
 2月4日~2月6日の間、本学のK1棟1Fメディア工房にて、卒業制作物の展示会を開催しています。私が開発した「王様スロット」も展示してありますので皆様奮ってご来場ください。
■成果発表会についての詳細はこちら
http://www.media.kanagawa-it.ac.jp/news/2013/exhibition

5・iPhoneアプリを公開(小西・石川)  

 白井研究室では今年度の間に5本のiPhoneアプリが開発されており、”乱打系ゲーム「100メートル走」”と”実力結印型RPG「魔印ドブレイク」”の2本が既にApp Storeで公開され、”実世界指向パーティゲーム「王様スロット」”と”ベンチマークアプリ「ザ・ベンチ」”がApp Storeに申請中となっています。残り1つの”RTSゲーム「百の魔物の棲まう国」”が公開に向けて開発中です。
 App Storeにて公開済みのアプリは以下のURLからインストールできます。
「100m走」https://itunes.apple.com/jp/app/100metoru-zou/id665026933?mt=8
「魔印ドブレイク」https://itunes.apple.com/us/app/mo-yindobureiku/id793134332?mt=8

6・就活最終戦線(神戸、太田)

太田:就職活動がうまくいかず、ここまで延びてしまいましたが、もう直ぐ卒業論文に区切りが付くので就職室やアドバイザー様の紹介などを参考に就職できるように全力を尽くします。
→その後、無事採用を頂きました!ありがとうございます。

神戸:卒業論文が一段落したので就職活動に専念していきます。
希望職種としてシステムエンジニアでの応募を続け、大学で身に着けたLinuxやデータベース制御等の技術を活かして
企業に貢献していきたいと思っております。
→ただいま、長野エリアでの就活を続けております。関東エリアでも可です!
[YouTube] 組込系Linux RaspberryPiを用いたノンディスプレイ訪問者対応システム
https://www.youtube.com/watch?v=j-r57cxqCrA
ご採用をご検討いただける方はぜひ、白井研究室までご連絡いただければ幸いです。
http://blog.shirai.la/contact/

7. Rex Hsieh (CMUからの留学生)
During the first two weeks of my time in Kanagawa Institute of Technology, Japan, I am very fortunate to have attended the Global Game Jam in the first weekend and submitted an introduction video to Laval Virtual together with Yannick, Hisataka, and Shirai-sensei.  I am also learning Japanese both from the daily lessons and interactions with local Atsugi-shi inhabitants.  For more information, please visit:  http://blog.shirai.la/hrex/

8. GlobalGameJam2014を終えて(3年・小瀬)
 私は2014年1月24-26日にかけて行われたGlobalGameJam2014で、東京工科大学会場に参加させていただきました。
プランナーとして参加し、「プランナーという役割は、アイデアだけではいけない」ということを学んだ。そのアイデアがなぜ面白いと思うのかをしっかり考えなければ、チームの方向性を定めることができないうえに、ゲームの仕様やプレイヤーにどうプレイしてもらうのか、という具体的なシステムに落としこむことができない。そこまで考え出せるプランナーが求められると感じた。
 今回のゲームジャムでは、同じチーム内に、他のゲームジャムに参加経験があり、プランナーとしてゲーム会社に内定も貰っている方がいた。実際にゲーム製作を経験し、業界に評価されるレベルのプランニングを間近で学ぶことが出来たことは大きな収穫だった。

9. 新4年生配属決定(3年生各位)
 2014年度白井研配属の鈴木 久貴です。3年生のセミナーを受けてこの研究室に決めました。 今年の抱負としては、去年よりもさらにアグレッシブに物事に取り組んでいきたいです。今年から大学生活の中心が研究になると思いますが、それだけで終わらず、 コンテストや、サークル活動にも取り組んでいきたいです。そのためにも体力づくりを怠らないようにしなくては。笑
 
 新4年生の小川 耕作です。現在私は、学内で行われる企業の説明会などへの参加、シリアスゲームジャムなどのイベントへの参加を予定しています。就職活動は業界研究を主に行っています。ですが、まだまだ技術的なことが弱いためそちらをもっと力を入れていかなければと考えています。また、1月末より芸術科学会誌DiVAの編集を引き継ぎます。また、白井研ではサイヤ人目指してがんばって行きます。笑
よろしくお願いします。
 
 新4年生の小瀬 由樹です。私と言えばなんといっても本好きです。マンガ、小説はジャンルを問わず、哲学書なんかもたまに読みます。最近、白井先生の著書も読み始めました。悩んでいる部分に対する糸口になりそうで、面白いです。白井研究室で何を研究テーマにするかはまだ思案中ですが、よろしくお願いします。今年1年は時間を大切に使い、スケジュールに忠実に行動することを心がけたいです。
 
 新4年生の田口 裕起です。ここ3年間はプログラムをメインに学んできました、なので分類上はプログラマです。しかし最近Arduino買いました。今年は電子工作をしつつハードウェアへの造詣を深めようと思います。 目指すのは歌って踊れるプログラマ。どっちつかずの中途半端に終わらないようがんばります。
 
 情報学部情報メディア学科4年生になる松下 公輝です。自己主張は強くなくとも、優しさか何かで補って行きます。大学生になって3年がいつの間にか過ぎてしまい、だんだん時間の流れが速くなっているのだと、しみじみと感じ始めています。新4年生となり研究室配属が決まって、やることが増えてくる時期になりますが、悔いの残らない1年にしたいと思います。 そして、今年の抱負は「大きな病気にかからない」ことです。大学生活があと1年間だけならいいのですが・・・

 新4年生情報学部情報メディア学科の伊藤 諒汰です。ゲームやアニメなど好きで、イベントなどの楽しいことが大好きです。今年の抱負は写真などを利用して面白楽しいことをすることです。 今年は初めての就職活動や研究室への配属決定など、今までにないほど忙しくなるだろうと思います。それを乗り越えてこそ自分が社会人として自立できる自信に繫げていくことができます。今年こそが自分にとっての大きな分岐点だと考えているのでいろんなことを先生や先輩から学びながらでも、自分の道を作ります。
 
 情報メディア学科4年の國富 彦岐です。私は今年度で白井研暦3年目となりますが、新しく入る新4年生のメンバー同様に新鮮な気持ちで、研究や就職活動等々励んでいければと思っております。また、今年度の白井研では、これまで中心となっていた院生の大半が卒業されるので、先輩方のこれまでの研究やノウハウを引き継ぎつつも、生まれ変わった新白井研として「より新しい・より面白い」と言えるような研究活動をしていきたいです。

■編集後記 面接や発表で「聞かれたいこと、聞かれたくないこと」
(神戸)まともに返してはいけない意地悪な質問は勘弁してください
(小池)やり方が根本から違うんじゃない?
(向井)またそのお話でしたか。一億総プチプルを私が許さないことくらいオセアニアじゃあ常識なんだよ!
(スヨン)卒業したいの?
(石川)え、これで終わり?
(小西)お手柔らかにお願いします
(田所)誰も不幸にならない質問をされたいな。おかしな質問はされたくないよ。
(藤村)で、君の言いたいことはなんなの?
(國富)当たり前の事だけど何が新しいの?
(太田)研究が足りないんじゃない?
(北田)全力投球&分かりやすいプレゼンを心がけて望みたいと思います
(鈴木)あれ?もしかしてくる場所間違えた?
(小川)君、今付き合ってる人はいるのかい?┌(┌ ^o^)┐
(小瀬)好きなキャラとその理由は?
(田口)君はハードなの?ソフトなの?
(松下)大学で一番頑張ったこと
(伊藤R)自分の長所と短所/会社にとってのあなたを採用するメリットを教えて下さい
(Rex)  strangers to ask me a lot of japanese questions, thinking i am japanese
(白井)「先生は、この学生卒業させてもいいんですか?」(両方の意味で)

—–

★今号、1月末に発行予定だったものですが大変な忙しさで、発行が大幅に遅れてしまいました。
お詫びします。次号は4月上旬発行予定です。

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白井研究室では留学生交換や、企業・他大学との共同研究、インターンシッププログラムなどを積極的に開発しています。科学コミュニケーションや先端技術、エンタテイメント技術、イベントや共同研究のご提案、また本メールニュースへのお知らせなどの掲載希望などはこちらまでお気軽にお寄せください。ご意見・ご感想も歓迎です。
このメールニュースは、神奈川工科大学 白井暁彦または白井研究室の学生と名刺交換等させて
いただいた方々にお送りさせていただいています。
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・白井研究室メールニュース「白井研究室通信」第37号
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国際公募作品募集: Laval Virtual ReVolution 2014 http://blog.shirai.la/blog/revolution2014/ Wed, 22 Jan 2014 08:15:06 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2257 国際公募作品募集: Laval Virtual ReVolution 2014

Laval Virtual ReVolution 2014
FRONTIER VILLAGE IN VIRTUAL REALITY

今年もフランスLaval Virtualにおける国際公募展ReVolutionが
作品募集を行っております。

ReVolutionは日本VR学会IVRC、およびACM SIGGRAPH E-Techと連携しており、
昨年は、「AquaTopDisplay」、「この腕とまれ」、「Manga Generator/瞬刊少年マルマル」他、
数多くの日本発のVR関係作品が採択され、その後の世界中での高い評価につながりました。

本年は従来の採択枠「Welcome」、「Invited」(旅費主催者負担)に加え、
新たに「Weekend」(一般公開のみ)と「VRIC推薦」(国際会議での発表付き)、
さらに数カ月にわたり地元Lavalでの産業化・技術移転のチャンスが得られる「Residence」が
加わっております。
※もちろん、Residence採択時はLaval Virtualでの発表とは別途契約等が準備されます。

投稿はEasyChairでのアブストラクトとビデオ投稿が中心になっております。
締切: Sep. to 3rd February 2014

毎年のご投稿をいただいている方、
また新しく投稿をされる方など、日本語での支援も行っておりますので、
奮ってご応募ください!

Detail: http://www.shirai.la/event/lavalvirtual/blog/ReVo2014cfp

Submission: https://www.easychair.org/conferences/?conf=revolution2014

Facebook: https://www.facebook.com/LavalVirtualReVolution
日本語でのサポートはFacebookをご利用ください。
投稿テンプレートなども提供予定です。

FRONTIER VILLAGE IN VIRTUAL REALITY

Submission: https://www.easychair.org/conferences/?conf=revolution2014

 

Edito

What is real, what is virtual?
Such a question might become a past way.

Human being is already arriving into the virtual world thanks to mobile and information technologies. Sometime, the value in computer world may be felt as greater than classic daily life.

However, the most value of current world is “we are living” in this world.
It looks similar positions of difference between research and development.
We can imagine an imaginary dream but we must plan a great journey between a research to developments.
In the other words, if we want to stay to live here, we cannot leave from here.
We must keep exploring the new world with new technologies through actual life. our ancestral, Homo sapiens idaltu did so.

We have already done to step out from past common sense, then we must find where we can live next. It is not only in the academia but also in daily life.

Please gather in a frontier village in virtual reality.
Laval Virtual ReVolution 2014 will give you to the residence to explore the next world.

Akihiko SHIRAI, Ph.D
Session Chair, Kanagawa Institute of Technology, JAPAN

ヴァーチャル・リアリティのフロンティア村

何が現実で、何がヴァーチャルか? そんな議論は過去のものになります。

人間生活は、すでに携帯とコンピュータ技術のおかげで、既にヴァーチャル世界にたどり着いています。いつか、コンピュータの中での価値は、クラシックな日々の生活よりも大きく感じられる時代も来るでしょう。

しかしながら、現在の世界のほとんどの価値といえば、我々は「この世界」で生きているということでしょう。

これはちょうど、「研究」と「開発」との間のにある差に似ています。
私たちは、架空の夢を想像することができますが、「研究」から「開発」に向かわせるには、大旅行を計画する必要があります。

言い換えれば、そこに滞在して住んでいたいなら、そこから離れることはできません。

私たちは、実際の生活を通して、新しい技術で新しい世界を探検していく必要があります。私たちの祖先、ホモ・サピエンス・イダルトゥはそのようにしました。
それまでの常識から飛び出して、見つける必要があります。我々は、次はどこに住むことができるのか、探していく必要があるでしょう。
それは学術だけにあるのではなく、日常生活の中だけにあるのでもありません。

ヴァーチャル・リアリティのフロンティア村にお集まりください。

Laval Virtual ReVolution 2014は、次の世界を探検する人類に、棲家を提供します。

Akihiko SHIRAI, Ph.D

Session Chair, Kanagawa Institute of Technology, JAPAN

LAVAL VIRTUAL REVOLUTION 2014 CALL FOR DEMOS

Presentations of the world’s most innovative achievements in the field of virtual reality, augmented reality and their future applications, Laval Virtual ReVolution is an annual honor of the world’s finest VR projects by Laval Virtual. It is a hall of fame that decides the best Virtual Reality demonstration and/or application from all over the world. Virtual Reality is not only a technology but also a never ending story about the history between computers and humans. We cannot know the ending of this story yet, as we still need to find and walk one of the many possible paths that will lead us to a future navigated by brilliant stars.
Future voyagers will continue staring at those stars along their way. Of course, a great number of
academic papers or commercial products can build a culture of Virtual Reality. However we suggest a new relation between developmental projects and the general public at on-site demonstrations. If a project has impact, technology and persuasiveness, it might move the general public and change our common sense. So, this means a revolution in the history of Virtual Reality.
Please try to join today’s stardom with your exciting project and share in the activity from all over the world! We hope to accept your brilliant projects which can help foster the current conceptions of Virtual Reality and make changes to the current human-computer interfaces and Virtual Reality history.

 Technology Demonstration

  •  Interactive Arts
  • Entertainment VR
  • New Media Designs
  • New Game Systems
  • New Human Interfaces and Displays
  • … And any other “non genre” VR projects

Current Virtual Reality technology includes computer generated graphics, display technologies, haptics, force feedback and interface design in the context of implementing new experiences that encourage users to use a virtual system to enhance their real, mundane lives….

*** New 5 acceptance classes ***

[RESIDENCE]
Special class from this year. You can get a chance to start your industrialization project in Laval city.

[INVITED]
Laval Virtual will give you a demonstration space for 5 day with your travel support (3 person in max).

[VRIC Recommended]
Laval Virtual will give you a demonstration space for 5 day with opportunity to contribute scientific conference VRIC in the expo.

[WELCOME]
Laval Virtual will give you a demonstration space for 5 day.

[WEEKEND]
Laval Virtual will give you a demonstration space for weekend.

[RESIDENCE] and [WEEKEND] are class name of acceptance. Detail and contract will be separated from your submission

SUBMISSION

SUBMISSION

For submission, you need these elements:

  • Title
  • Abstract
  • Description File (format is recommended to follow to VRIC2014)
    VRIC2014: http://www.laval-virtual.org/en/scientific-conferences/call-for-papers.html
  •  Floor Installation
  • Picture
  • Keywords{Augmented Reality, Cognition, Computer Graphics, Conceptual, Culture, Designs, Entertainment, Haptics and Force Feedback, Installation, Interaction, New Displays, New Game Systems, New Human Interfaces, New Media, Robotics, Science, Technology Demonstration, Vision, Visual Arts}

* The description file is not forced to follow as an academic style. However, if you would like to challenge to contribute to ACM symposium series transaction by your article, please prepare it.

IMPORTANT DATES

  • Call for demos :15th Sep. to 3rd February 2014
  • Acceptance notice :until 4th March
  • Final manuscript :7th March
  • Installation :7th to 8th April
  • ReVolution 2014 :9th to 13th April

Jury comittee

  • Thierry FREY (ACM SIGGRAPH E-Tech 2014 Chair / DSTM, FR)
  • Simon RICHIR (Arts & Metiers ParisTech, FR)
  • Akihiko SHIRAI (KAIT, JP)

Contact

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「白井研究室通信」 第36号(2013/12/31発行)/年末年始特大号 http://blog.shirai.la/blog/mn36/ Tue, 31 Dec 2013 13:07:31 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2243 ■「白井研究室通信」 第36号(2013/12/31発行)/年末年始特大号■

このメールニュースは、神奈川工科大学 白井暁彦または白井研究室の者と名刺交換等させていただいた方々にお送りさせていただいています。
このメールニュースがご不要の際は http://shirai.la/mr より,
配信先の停止をご申請ください。
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<今月号ごあいさつ>
白井研究室4年の神戸です。早いもので2013年も最後の日となりました。
皆様、体調の方は大丈夫でしょうか、やり残していることはありませんか、新年を迎えるための準備は整っているでしょうか、心残りがあるならば是非とも早く片付け気持ちよく新年を迎えられるようにしましょう。除夜の鐘が鳴るその前に…。

【ご協力お願いします】
 研究に関連してBMIに関するアンケートを行っております。
  http://j.mp/KAITnomuBMI

■–INDEX–■
1. 「2x3D」が経産省から授賞、DCEXPO2013で発表(藤村・小出)
2. 芸術科学会NICOGRAPH2013+DiVA34(スヨン・小池)
3. 相模原市立博物館共同事業、学びの収穫祭+中間ヒアリングにて成果報告(向井・白井)
4. 新4年生配属決定、忘年会を開催。
5. 白井先生の新刊本が発売
6. HCG2013でダブル受賞(國富)
7. 奈良のフランス留学記レポート(奈良)
8. 乱打系iPhoneアプリ「100m走」リリース(小西)
■編集後記 「2013年を1行で表現すると…」

1. 「2x3D」が経産省から授賞、DCEXPO2013で発表(藤村・小出)

10月24日~25日まで行われたDCEXPO2013の Innovative Technologies にて「2x3D」を展示いたしました!
Innovative Technologiesは、コンテンツ産業の発展に大きく貢献することが期待される技術を表彰する事業です。本事業は、経済産業省が主催するもので、技術戦略マップ2012(コンテンツ分野)で示されている技術開発の方向性に基づき、他産業への応用や新市場創出の可能性がある先進的な技術を広く公募により選出し、デジタルコンテンツEXPOの会場で一般来場者に向け展示・実演するものです。
■「2x3D」とは?
2x3D(ツーバイスリーディー)は1つの画面で、2Dの映像と3Dの映像を同時に視聴できるシステムです。
裸眼の状態では2D映像を視聴でき、3Dメガネを掛けると3D映像が視聴できます。メガネの掛け替えだけで、簡単に映像を切り替えることができます。
・DCEXPO2013での発表についてはこちら
 http://blog.shirai.la/blog/2013/10/dcexpo2013/
・DCEXPO2013 公式サイト http://www.dcexpo.jp/

2. 芸術科学会NICOGRAPH2013+DiVA34(スヨン・小池)

2013年11月8日、9日に山梨で行われたNICOGRAPH2013にスヨンと小池が参加いたしました。
ワインが美味しいぶどうの丘でスヨンはポスター発表、小池はショートペーパーで口頭発表を行いました。
DiVA編集直後で山梨に向かう途中道を間違えるアクシデントがありましたが、無事に到着しそれぞれ発表することができ、また興味深い研究発表を聴講できとても有意義な研究発表会であったと思います。

3. 相模原市立博物館共同事業、学びの収穫祭+中間ヒアリングにて成果報告(向井・白井)

白井研究室と相模原市との恊働事業である、
相模原市立博物館情報ネットワークセンター事業
 みんなでつくる相模原「知的探求散策アルバム」
の活動成果報告を、博物館での「学びの収穫祭」と「公開中間ヒアリング」において行いました。
■「学びの収穫祭2013」
http://blog.shirai.la/blog/2013/11/sagamihara-city-museum/
日時:11月16日(土)、11月17日(日) 相模原市市立博物館にて
相模原市立博物館を拠点に活動するボランティアグループや市民、または学芸員が活動に関わる市民団体や学校の部活動などが、日頃の調査、研究や活動の成果を発表するイベントです。
地域の総合博物館である相模原市立博物館の活動を反映して、歴史、民俗、考古、生物、地質、天文などバラエティに富んだ内容となっています。発表は口頭発表と展示発表があり、向井君が口頭発表を行い、展示は多重化隠蔽映像を使って行いました。
■「平成25年度 公開中間ヒアリング」
http://blog.shirai.la/blog/2013/11/sagamihara-presen/
2013年11月30日、相模原市けやき会館にて、評価委員会に向けて平成25年度 公開中間ヒアリングを行いました。プロジェクタ接続トラブルがありましたが、白井先生が活動成果を発表しました。
質疑応答では「相模原市が全国に先駆けて実施」といった話題性も狙えるのでは、といった意見も出されました。

これまでの発表等はこちらにまとめております。
http://blog.shirai.la/projects/sumaho/

4. 新4年生配属決定、忘年会を開催。

来年度の卒研生が配属されました。今回は個性派ぞろいなので、順に紹介していきます。
▼3年の小川耕作です。今年は、去年なりきれなかったスーパーサイヤ人となるのではないかとガクブルしております。研究の他にIVRCや学会などにもどんどん出ていきたいと考えているので、ビシバシよろしくお願い致します!
なお、2013年の忘年会を12月26日に情報工学科 大塚研究室と共同開催で、新4年生の歓迎会も兼ねて盛大に開催しました。
http://blog.shirai.la/blog/2013/12/bonenkai/
今後の新人の活躍が期待されます。

5. 白井先生の新刊本が発売

白井先生の新刊、初の単著が11月18日に発売されました。
「白井博士の未来のゲームデザイン ―エンターテインメントシステムの科学―
著者:白井暁彦   発行:ワークスコーポレーション
前作『WiiRemoteプログラミング』(2009年)から4年。
ゲームやインタラクティブシステム、メディアアートやデジタルサイネージ、
科学コミュニケーションやフランスでの経験、教育の現場における考え方など。
「エンターテインメントシステム」という分野をエンジニアリングとサイエンスとデザインと教育といった多方面からの視点で構築して理論化しております。
特に大学の先生、教育者からの反響が大きいようです。詳細は以下のURLにて。
【オフィシャルサイト】  http://aki.shirai.as/entsys/
【Amazonでご予約URL】  http://j.mp/GameNoMirai

6. HCG2013でダブル受賞(國富)

 2013年12/18〜12/20にかけて愛媛県松山で行われた電子情報通信学会HCGシンポジウム2013にて論文発表を行い、最優秀インタラクティブセッション賞と『コミック工学』オーガナイズドセッション賞の2つの賞を受賞いたしました。
 Webサイト:http://2013.hcg-symposium.org/
 会場:愛媛県 松山市総合コミュニティセンター
 主催:電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーショングループ
 最優秀インタラクティブセッション賞は、学生/社会人の枠を超えた総合での最優秀賞となり、大変名誉な受賞であるといえます。
発表内容「マンガ没入型エンタテイメントシステムの可能性」
マンガ没入型 VR エンタテイメントシステム『瞬刊少年マルマル(MangaGenerator)について,エンタテイメントシステムとしての体験設計と、これまでのTV出演や長期展示など数々の展示を通した評価について報告を行いました。
 発表者は当初予定していた筆頭著者M2小出さんの内定先の研修が、なんと来年1月からアメリカのボストンに決まり、急遽代打として共著者の國富が松山に飛びプレゼンを行いましたが、セッションも無事成功を納め、他の研究室の様々な研究を知る良い機会となりました。

7. 奈良のフランス留学記レポート(奈良)

Bonjour à tous!! M1の奈良です。
11月からフランスのラヴァルに研究のための留学に来て、もうすぐ2ヶ月が経ちます。
ラヴァルにはLavalVirtual2013の時に初めて来て、今回が2度目になります。
初めて来た時には気付けなかったフランスの文化に戸惑わされました。

まず、とにかく寒いです。そして毎日のように雨が降ります。
こんなに雨が降って目の前に川もあるのにに空気は乾燥しています。
喉が渇いてもコンビニも自動販売機もほとんどない、水道水はまずくて飲めない等々、とても大変です。
アパートや保険の契約、銀行口座の開設など、契約関係のものは日本と比べて、各30〜40枚の契約書にサインをしていくという苦行もありました。
銀行口座の開設は、日本では1枚の書類に必要事項を書けば当日に完了するのに、フランスでは1週間から2週間かかります。

研究面では、“Manga Generator”の新作の打ち合わせをVRコンテンツ制作会社の方と話したり、
ある海外展示のために第3者がコンテンツを作るための方法をまとめたりしました。

ラヴァルの大学で参加した最初のプロジェクトは、短期間で企画からプロトタイプの制作まで行うコンペティション形式のプロジェクトでした。
例年は約2週間の時間があるプロジェクトが今年は約5日間しか期間がないため、かなり忙しかったです。
そのプロジェクトは企業へのアイデアのアプローチを行うプロジェクトで、
はじめに、企業の担当と打ち合わせしその企業の社風や現状の顧客への販売体制などを伺いました。
私たちが担当した企業は、公園などの遊具を制作している会社でした。

企画ではKJ法から始めるのが主流らしく、その後にブレーンストーミング、各手法のメリットとデメリットを挙げていき、
こちらからのアプローチの方法は最終的に3つに絞りました。
・IT技術を使用したインタラクティブなゲームができる公園
・公園の遊具とAR技術を使用したインタラクティブコンテンツ
・顧客へのアプローチとしてOculus Riftを使用した3Dコンテンツ

プロトタイプを作る事になったのは2つ目のコンセプトで、徹夜で頑張りました。
もちろん時間が短いのもあって完成はできませんでしたが、最終プレゼンの際にデモンストレーションとして使用しました。
私のPCだけMacだとかUnity3Dのバージョンが違うとかで互換性がとれないところで引っかかったりしてました。
こうやってプロジェクトを通してみると日本人とフランス人の違いがよくわかりました。
良いところも悪いところも理解できないこともありますが勉強になります。

プロジェクトの終わりには打ち上げのパーティやTVゲームパーティなどがありました。
白井研究室のメンバーの中でお酒は強い方ですが、フランス人には全く勝てる気がしません。笑

また機会があればメールニュースに近況報告を書きたいと思います!
À bientôt!!

8. 乱打系iPhoneアプリ「100m走」をリリース(小西)

とにかく画面を乱打して100mを走りきるゲームとなっています!
ランキング1位を目指してがんばってみてください!!!
下記URLからインストールできます(iPad,iPod系には未対応です)
http://itunes.apple.com/jp/app/100metoru-zou/id665026933?mt=8

■編集後記 「2013年を1行で表現すると…」How can explain “2013” by one line
(神戸)もっとも1日が長く感じ、1年が短く感じる年だった
(小池)読書中毒が重篤化
(向井)古木を根元から引き抜きたい
(スヨン)ログイン戦争 in エオルゼア
(石川)実りの多い一年だった。ブドウとリンゴが3:7くらい。
(小西)大日本帝国海軍艦艇について詳しくなった年だった。
(田所)毎年いろいろあるケド、特に今年はいろいろありました。
(藤村)おもしろい後輩と楽しく過ごせました。
(國富)あっちに行ったりこっちに行ったりと、激動の1年でした。
(太田)色々と忙しい一年でした
(北田)色々と疾走した感はありますが,体重は少し増えました.
(野村)衝撃!ぎっくり腰デビュー!1週間は動けませんでした。
 研究に関連してBMIに関するアンケートを行っております。
 ご協力お願いします http://j.mp/KAITnomuBMI
(白井)特に大きな病気もせず、「毎月師走」の1年でした。書籍執筆が大変だった!

【Laval Virtual ReVolution 2014作品募集中】
 http://www.laval-virtual.org/en/prices-competitions/revolution/presentation.html

★次回の発行は2月の予定です

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奈良優斗くんの壮行会・Yannick LITFASSくんの歓迎会を行いました http://blog.shirai.la/blog/farewell-yuto/ Thu, 31 Oct 2013 10:41:19 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2164 神奈川工科大学 大学院はENSAM(フランス国立工芸大学)との交換留学協定を結んでいます。
留学生、Yannick LITFASSくんを9月に迎え入れ、今度は11月からM1奈良優斗くんが、6ヶ月の留学に出ます。

DCEXPO2013が終わり、「Manga Generator」のCGWorldでの特集や、国際展示案件などが飛び交う忙しい合間ですが、最終ゼミと、壮行会・歓迎会を実施しました。

2013-10-30 17.33.07

2013-10-30 20.10.06

2013-10-30 18.24.24

近所の夢庵でしゃぶしゃぶ食べ放題です。ヤニックは気に入った様子。

2013-10-30 22.08.34

この二人のツーショットは、次はLaval Virtual 2014で見れることになります。

2013-10-30 17.50.52

みんなからの記念品です。1文字づつ贈りましたす。

ちなみに電撃で、M2藤村くんの内定祝いも行いました。

まるで白井先生の大学時代のように同時進行の2社で悩む瞬間もあったようですが、決意新たに「インタラクティブな体験型システムを作りたい!」という気持ちで長い就活にゴールを迎えました。

これからが本当の戦いですね。3人とも、頑張ってください。

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「白井研究室通信」 第35号(2013/10/24発行)/DCEXPO2013台風直撃盛りだくさん号 http://blog.shirai.la/blog/mn35/ Wed, 23 Oct 2013 18:32:21 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2162 <今月号ごあいさつ>
ハロウィンも今月末に迫り、少しずつ袖の丈が長くなる季節になりました。
皆様いかがお過ごしですか?今月号のご挨拶を担当させていただきます、4年の石川です。
おかげさまで先日,内定を頂きまして、遂に血の味の就職活動に終止符を打つことが出来ました。
前回の号で「ただいま就活中」書かせていただいたおかげですよね。
白井研究室は夏休み中から8月9月10月と大忙しで、メールニュースの発行に間があいてしまって申し訳ありません。
最後までお付き合いいただければ幸いです。

■–INDEX–■
1. フランスからの留学生 Payot Nick Littfass 君きたる
2. 日本VR学会で3件の発表
3. EC2013 in 香川
4. 「2x3D」が経産省のコンペに採択,DCEXPO2013で展示予定
5. 東京ゲームショウSOWNで公開実験
6. 相模原市立博物館にて実験展示開始
7. 白井研ゼミ3年生らが国際映像コンテストで日本代表選手に選出、台湾で健闘!
8. 白井先生の書籍が出ます
■編集後記 「秋と言えば…」

1. フランスからの留学生 Payot Nick Littfass 君きたる
Hi, I’m Yannick Littfass! I’m a French exchange student from Arts et Métiers ParisTech engineering school. On my Master’s year I specialized in Vitual Engineering and Innovation in Laval, where I first met prof. Akihiko Shirai. Although I was originally interested in mechanical design and industrialization, I grew ever more fond of innovation and creation: the incredible potential of Virtual Reality and IT motivated me to “switch” for innovative technologies involving both technique and user-centered content creation. I was given the opportunity to work on such projects at Shirai Lab where I want to explore new ways of entertaining, or enabling users new experiences.
My current research work is about enabling Unity3D users to create content (videogames, animations) for multiplex imaging technology ScritterH. To further this project, I also got involved in Shirai Lab’s 2x3D technology using the same “Hiding Shader” basis which competes at DCEXPO2013 Innovative Technologies competition: I also expect DCEXPO to allow me to discover new concepts and interact with actors of Virtual Reality in Japan and worldwide so as to widen my own vision of what innovative virtual technologies can bring to people, but also how to make concepts go industrial.

やあ。私はYannick Littfassです!私は、Art & Metiers ParisTech、フランスの工科系大学から来た交換留学生です。マスター時代、私は、白井先生に最初に会ったラヴァル(Laval)で、Vitualエンジニアリングとイノベーションを専門としました。
もともと私は機械設計と産業化に興味を持っていましたが、私はイノベーションとクリエイションがさらに好きになりました。バーチャルリアリティとITの信じられない可能性は、技術およびユーザー中心のコンテンツクリエイションの双方に関する革新的な技術は「スイッチが入ったように」私を動機づけました。私は、白井研究室で、「楽しむ」ということの新しい手法について探求し、人々にあたらしい経験をさせるプロジェクトに関わる機会をいただきました。
私の現在の研究業務は、Unity3Dユーザが多重化隠蔽映像ScritterH用のコンテンツを創り出すことを可能にする技術に関係しています。さらに、このプロジェクトを推進するために、白井研の隠蔽シェーダー技術を使った「2x3D」技術に没頭しています。DCEXPO2013 Innovativeテクノロジーズのコンペを通して基礎を完成させ、さらに私がDCEXPOで、新しい概念を発見し、かつ革新的な日本と世界のバーチャルリアリティ技術に関わる方々と触れ合い、この技術がどうやって幅広い人々に受け入れられ広がって行くのか、そしてどうやって産業化されていくのかを見届けたいと思います。

Yannnick’s blog http://blog.shirai.la/yannick/

2. 日本VR学会で3件の発表

2013年9月18日~20日に行われた、第18回日本バーチャルリアリティ学会大会において北田、小出、藤村の院生3名が発表しました。

・大会Webサイト:http://conference.vrsj.org/ac2013/
・会場:うめきた・グランフロント大阪 ナレッジキャピタル

北田:「スマートフォンの加速度センサを用いた微小付随運動検出による動画視聴時の笑い評価方法」

18日の「情動と生体信号」のセッションにおいて、上記のタイトルで映像コンテンツの非言語評価を目的とした、スマートフォンの高精度な加速度センサを使った映像中の視聴者の笑い検出と時系列毎の笑い度合いの算出を行なう笑い評価アルゴリズムについて発表させていただきました。今回、VR学会での発表参加が初めてということもあり、やや緊張気味の発表になりましたが、聴講・見学を通して学ぶことが出来た事が多く、貴重な経験を積む事が出来ました。

小出:マンガ没入型VRエンタテイメントシステムにおけるコンテンツ生成手法

(投稿・発表内容)本論文は、マンガ世界へ没入するVRエンタテイメントシステムにおけるコンテンツ制作手法を報告する。第20回・国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2012)において最終順位3位となった『瞬刊少年マルマル』は、体験者が設定されたストーリーの起承転結に沿って全身でポーズを取ることで、マンガの登場人物を演じ、体験者の姿勢評価によってマンガ効果が付与されたマンガを生成するという作品である。本報告ではコンテスト以降、VRエンタテインメントシステムとして研究継続されている『Manga Generator』における、VRコンテンツ体験としてのナラティヴ設計手法、フランスLavalでの現地に合わせたコンテンツ制作、放送番組制作やマンガ版権とのコラボレーションによる、学生VR作品を起点とした製品開発事例についても報告する。

藤村:VRエンタテイメントシステムのためのリアルタイムマンガ風画像生成シェーダーの開発

(投稿・発表内容)本論文は、カメラで撮影した画像に、リアルタイムでマンガ風の画像処理を施すシェーダー開発について報告する。第20回・国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2012)において発表した「瞬刊少年マルマル」では、カメラで取得した人物に、リアルタイムでマンガ風の画像処理を施すことで、マンガの世界を体験することができた。本報告では、コンテスト以降に行われた作風の画質向上や、HDクラスの解像度に対応するための技術改善、Unity3Dのシェーダーを用いることでスマートフォンなどに汎用化させるための手法について、開発事例を挙げ報告する。

発表したセッションが「アート&エンタテイメント」であったため、若干場違いかなと思いながらも瞬刊少年マルマルで用いているマンガ風シェーダーについて語ってきました。
質疑応答で少しあわててしまったことが心残です。あと初大阪だったため、とても新鮮な雰囲気を味わうことができました(主に食べ物で)。

★上記の発表PDFはこちらからダウンロードいただけます
  http://blog.shirai.la/publications/

3. EC2013 in 香川

2013年10月4日より10月6日までサンポートホール高松にて行われたエンターテイメントコンピューティング2013に、白井研より北田、國富、石川、田所の4名がオーガナイズドセッションにエントリし、見事、院生2年の北田が芸術科学会オーガナイズドセッション ベストプレゼンテーション賞に選ばれました!

北田:VR学会で発表した内容と後述のセンス・オブ・ワンダーナイトでの実験について発表させていただき、ベストプレゼンテーション賞をいただくことができました。初めての受賞という事もあり、大変嬉しかったです。残りの修士研究生活も頑張りたいと思います。

田所:今回初めて学会での論文発表をさせていただきました。成功よりも反省点のほうが多かったですが、自分の足りないものを知ることのできた価値ある貴重な体験でした。

石川:人前で発表することには慣れていたつもりですが、初めての学会ということもあり課題の残る結果となりました。建設的な意見をくださいました会場の皆様、石川は頑張ります。

國富:人生初の論文投稿&口頭発表でしたが、臆せず自分の意見を精一杯ディスカッションできました!

★上記の発表PDFはこちらからダウンロードいただけます
  http://blog.shirai.la/publications/

4. 「2x3D」が経産省のコンペに採択,DCEXPO2013で展示予定

10月24日~25日まで行われるDCEXPO2013の Innovative Technologies にて「2x3D」を展示いたします!
Innovative Technologiesは、コンテンツ産業の発展に大きく貢献することが期待される技術を表彰する事業です。本事業は、経済産業省が主催するもので、技術戦略マップ2012(コンテンツ分野)で示されている技術開発の方向性に基づき、他産業への応用や新市場創出の可能性がある先進的な技術を広く公募により選出し、デジタルコンテンツEXPOの会場で一般来場者に向け展示・実演するものです。

■「2x3D」とは?
2x3D(ツーバイスリーディー)は1つの画面で、2Dの映像と3Dの映像を同時に視聴できるシステムです。
裸眼の状態では2D映像を視聴でき、3Dメガネを掛けると3D映像が視聴できます。メガネの掛け替えだけで、簡単に映像を切り替えることができます。

・DCEXPO2013での発表についてはこちら
 http://blog.shirai.la/blog/2013/10/dcexpo2013/
・DCEXPO2013 公式サイト http://www.dcexpo.jp/

5. 東京ゲームショウSOWNで公開実験

2013年9月20日の東京ゲームショー2013でおこわれたセンス・オブ・ワンダーナイト2013において、研究活動の一貫として開発したスマートフォン向けWebアプリ”PicoPico for SOWN2013”を使った公開実験をおこないました。
PicoPico for SOWN2013は、センス・オブ・ワンダーナイト恒例のピコピコハンマーを使った声援を送る行為をUstreamやニコニコ生放送から見ている視聴者やピコピコハンマーを持っていなくても、スマートフォンを振ることで声援を送ることできるスマートフォン向けWebアプリです。

具体的には、スマートフォンを振るとサーバー側にシェイク数が送信され、ユーザー側に現在の利用者数とユーザー全体のシェイク(声援)数がリアルタイムに共有されるのと実験終了後のシェイク数の集計から時系列毎の声援数を可視化することが出来るアプリです。また、シェイク時に本物のピコピコハンマーと同様にあのピコピコ音をスマートフォンのスピーカーから流すことが出来ます。

本アプリは,VR学会とEC2013で発表させていただいたスマートフォンの加速度センサを使った映像視聴者の笑い検出アルゴリズム”L-PoD”の研究活動の一貫として開発をおこないました。
当日はセンス・オブ・ワンダーナイトのチェアおよび司会の新清士さんのTwitter,大会前の説明時に本アプリの紹介をしていただき,多くの方に実験にご協力いただきました。この場を借りて、関係者の方とアプリを利用してくださった方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。(北田)

センス・オブ・ワンダーナイト2013のアーカイブ動画はこちら
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2013/business/sown/presentation.html

6. 相模原市立博物館にて実験展示開始

今回、小出先輩の研究の一つであるデジタルサイネージに私が研究で開発を進めているツールを置かせてもらいました。現在、このツールはサイネージ前にどれだけの人がサイネージを見ているかを取得しており、そのコンテンツが「いつ」・「どれだけ」人に見られているかを知ることができます。皆さんぜひ、サイネージを見に来て,私の研究を手伝ってください!(田所)

ちなみに設営の様子は相模原市立博物館 職員ブログでも紹介されております
http://www.sagami-portal.com/city/scmblog/archives/4054

7. 白井研ゼミ3年生らが国際映像コンテストで日本代表選手に選出、台湾で健闘!

9/2(月)~9/6(金)まで、チームCrazy Dadaは台湾でASIAGRAPHの決勝大会を戦ってきました。
ASIAGRAPHはiCloneというソフトを使って制作した3DCGアニメーションのストーリーと演出力を競うコンテストです。私たちは9/3(火)~9/5(木)の48時間で映像を制作しました。

作品がこちらです↓

残念ながら今回の映像での受賞とはなりませんでした。これからは“プロジェクト Crazy Dada”として、時間を作っては作品を作って行きたいとメンバー間で話しをしていますので、応援よろしくお願いします。
(3年・鈴木久貴)

詳細については、プロジェクトのホームページにて。
http://blog.shirai.la/crazydada/

8. 白井先生の書籍が出ます

白井先生の新刊、初の単著が11月発刊予定になりました。
「白井博士の未来のゲームデザイン ―エンターテインメントシステムの科学―」(仮)
著者:白井暁彦   発行:ワークスコーポレーション (2013/11/18 予定)
【オフィシャルサイト】
  http://aki.shirai.as/entsys/
【Amazonでご予約URL】
  http://j.mp/GameNoMirai

前作『WiiRemoteプログラミング』(2009年)から4年。
ゲームやインタラクティブシステム、メディアアートやデジタルサイネージ、
科学コミュニケーションやフランスでの経験、教育の現場における考え方など
味のある「エンターテインメントシステム」という分野を
エンジニアリングとサイエンスとデザインと教育といった多方面からの視点で
構築して理論化しております。

■こんな人にオススメ
・ゲームクリエイターを目指す大学生、専門学校生
・ゲーム開発者として活躍中の若きエンジニア
・ゲーム開発者としてそろそろ先行き不安になってきた方
・IT/Web業界で働く方
・ものづくり、製品・サービス企画を担当してしまったが、何やっていいのかよくわからない方
・プログラミングはよくわからないが、ゲームっぽい世界に興味がある人
・『え、ゲームが科学?何言ってんだこいつ』という人
・新入社員研修のネタに困っている方
・就活生、特にゲーム開発希望しているのに、企画書とか書けない方
・ゲーム・遊びリテラシー本として…
・『うちの子、ゲームばっかりやってて大丈夫かしら』というお母様/お父様、息子さんでも読める本です
・『ゲームクリエイターになりたい生徒に何を指導すれば』という小中高校の先生

■オビコンテスト開催中!
今回は前作「WiiRemoteプログラミング」のような『刊行によせて』という章はありません。
▼WiiRemoteプログラミング http://j.mp/WiiRemoteProgramming

一方、ショートレビューに加え、オビや選書の言葉をオンラインで集めておりますので、
(大変短い期間ではありますが)ご協力いただけると幸いです!
【募集の流れ】
(1) このフォームにてエントリー
http://j.mp/GameNoMiraiObi
 ★レビューアーをお願いするため、ご所属と仮のアイディアをいただければ幸いです。
(2) 白井から ”レビュー版”のPDF(URL・パスワード付き・可能なパートのみ)をお送りします。おそらく本文の1節10ページ程(全体の10%程度です)です。
(3) ひと通り読み終わる頃に、オビの仕様もお送りします。
(4) 締切までに仕様に合わせた「キャッチコピー」と「所属等」をご提出、ひとり何件でも構いません。
 ★メールか、こちらのフォームで再度投稿いただければ幸いです。
http://j.mp/GameNoMiraiObi
(5) 優秀作品は書籍の特設ホームページ等で掲載します
(6) 最終選考結果の発表は書店店頭にて!(=オビを見ればわかる)
  掲載作品には薄謝として白井のポケットマネーでAmazonギフト券をお送りします。

募集期間 (変更しました) 2013年10月15日~25日
→ キャッチコピーそのものの応募受付は「25日の12:00(昼)」とします。

【注意事項】
・レビュー版でお渡しするPDFは、校正中とはいえ、製品に近い状態です。流出等しないよう、よろしくお願いします。
・本書の内容について、レビュー以外に発売前にBlogやTwitter等で書くことは禁じませんが、ご一報いただけると幸いです。
・最終的な書籍はお渡しするレビュー版とは異なる可能性があります。
・頂いたキャッチコピーの著作権は応募者にありますが、応募時にWeb掲載やオビへの使用について「無償で利用すること」に合意いただくことになります。
※つまり「このコピー俺が書いたんだぜ!」と自慢されても良いのですが、キャッチコピーは書籍ではないのでコピーそのもので印税等は入ってきません(このコンテスト事務局をやる白井にも何も入ってきません、本が売れれば嬉しいのですけど)。
・読んでいて「怒りがこみ上げてきた」などのネガティブコピーでも構いません。採用できるかどうかわかりませんが。
・レビューの時間が大変短いので「とりあえずエントリーしてみましたが、やっぱり無理でした、書籍は書います」でも可です。
・年齢、ご所属等はご自身の問題のない所属でどうぞ、正式よりも、「おもしろい方」でいいです。
良い例とオススメしない例:
× 「この本はけしからん」 (株式会社XX 第N開発部 第NN開発課 芸夢太郎)
○ 「もっと早く出会いたかった」 (某大手ゲーム開発勤務・33・男性)
○ 「自分も博士とりたくなりました」 (野武士ゲームプログラマ)
× 「先生、単位くれますか?」 (神奈川工科大学 情報メディア学科 2年 工科太郎)
○ 「白井先生、ゲームの本なのに、プログラミングの本じゃないんですね!」 (学生・20・男性)

以上、皆様の活発な応募を歓迎しております。

「面白い本」を目指していますので、本の外側にも面白い取り組みを盛り込んでいきたいと思います!

■編集後記 「秋と言えば…」■
(3年小瀬)ゲームと読書。夜長にゆっくりと積みゲー積み本タワーを消化したい。
(スヨン)飯食べよ。
(石川)運動会・体育祭に尽きます。なにも実っているのは果実だけではないのです。…果実の実だけではないのです。
(國富)今年も昼から夜にかけて唐突に冷えやすいらしいので、皆さんも体調には注意してくださいね!
(向井)ハラハラ落ち葉散る秋季、カサカサ地面が鳴り出す秋場、大好きなのはー、茄子!!秋刀魚!!あと松茸ぇ!!
(神戸)秋刀魚美味しいです
(太田)紅葉が綺麗です
(藤村)冬用の掛け布団が心地よくなってきました。
(北田)家の庭に生えているキンモクセイの香り
(白井)私、名をアキヒコといいます、兄はハルヒコです。私は春生まれですが。妹は季節シリーズの名前ではありません。ちなみに妹も中国哲学の研究者で、今回の書籍では少し手伝ってもらってたりします。多謝!

—–

★次回の発行は11月の予定です

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白井研究室では留学生交換や、企業・他大学との共同研究、インターンシッププログラムなどを積極的に開発しています。科学コミュニケーションや先端技術、エンタテイメント技術、イベントや共同研究のご提案、また本メールニュースへのお知らせなどの掲載希望などはこちらまでお気軽にお寄せください。ご意見・ご感想も歓迎です。

・お問い合わせフォーム http://j.mp/shirailabc
・白井研究室facebook  http://j.mp/FBShiraiLab
・白井研究室メールニュース「白井研究室通信」第35号
・ご購読/配信停止はこちらから http://j.mp/ShiraiLabSubsc
・著作製作:神奈川工科大学 白井研究室 / 改変はご遠慮ください
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第18回日本バーチャルリアリティ学会大会にて3件の発表を行いました http://blog.shirai.la/blog/vrsj2013/ Fri, 20 Sep 2013 05:35:26 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2129 特定非営利活動法人日本バーチャルリアリティ学会主催,2013年 9月 18日(水)~20日(金)にグランフロント,ナレッジキャピタルにおいて「第18回日本バーチャルリアリティ学会大会」が開催されます.

会 期:2013年 9月18日(水)~ 9月20日(金)

会 場:JR大阪駅前 うめきた地区 ナレッジキャピタル
大会長:竹村 治雄(大阪大学)

大会WebサイトURL
http://conference.vrsj.org/ac2013/
大会プログラム
http://conference.vrsj.org/ac2013/program/

白井研究室制作のオンラインプログラム「CoFun」
http://bit.ly/vrsjac18m
★スマートフォンに最適化されました!

■白井研究室からの発表

(1) スマートフォンの加速度センサを用いた微小不随意運動検出による動画視聴時の笑い評価手法
北田 大樹 (神奈川工科大学大学院) , 鈴木 伸之介 (神奈川工科大学) , 白井 暁彦 (神奈川工科大学)

動画視聴者の随意・不随意の笑い動作に着目し、映像視聴時の被験者の不随意身体動作をスマー トフォンの高精度な加速度センサで分類するアルゴリズム「L-PoD」およびアプリケーションを試作し, 動画視聴者の不随意運動から笑いの開始タイミングの検出と統計処理による視聴者全体の時系列ごとの 笑いの度合いの分類をおこない,動画視聴体験を物理評価する手法について提案・報告する。

(2)「VRエンタテイメントシステムのためのリアルタイムマンガ風画像生成シェーダーの開発」
藤村 航, 小出 雄空明, 奈良 優斗, 白井 暁彦(神奈川工科大学)

本論文は、カメラで撮影した画像に、リアルタイムでマンガ風の画像処理を施すシェーダー開発について報告する。第20回・国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2012)において発表した「瞬刊少年マルマル」では、カメラで取得した人物に、リアルタイムでマンガ風の画像処理を施すことで、マンガの世界を体験することができた。本報告では、コンテスト以降に行われた作風の画質向上や、HDクラスの解像度に対応するための技術改善、Unity3Dのシェーダーを用いることでスマートフォンなどに汎用化させるための手法について、開発事例を挙げ報告する。

(3)マンガ没入型VRエンタテイメントシステムにおけるコンテンツ制作手法
小出 雄空明 (神奈川工科大学) , 國富 彦岐 (神奈川工科大学) , 藤村 航 (神奈川工科大学) , 奈良 優斗 (神奈川工科大学) , 白井 暁彦 (神奈川工科大学)

本論文は,マンガ世界へ没入するVRエンタテイメントシステムにおけるコンテンツ制作手法を報告する.第20回・国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2012)において最終順位3位となった『瞬刊少年マルマル』は,体験者が設定されたストーリーの起承転結に沿って全身でポーズを取ることで,マンガの登場人物を演じ,体験者の姿勢評価によってマンガ効果が付与されたマンガを生成するという作品である.本報告ではコンテスト以降,VRエンタテインメントシステムとして研究継続されている『Manga Generator』における,VRコンテンツ体験としてのナラティヴ設計手法,フランスLavalでの現地に合わせたコンテンツ制作,放送番組制作やマンガ版権とのコラボレーションによる,学生VR作品を起点とした製品開発事例についても報告する。

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「白井研究室通信」 第30号 http://blog.shirai.la/blog/mn30/ Tue, 09 Apr 2013 17:16:26 +0000 http://blog.shirai.la/?p=1816 「白井研究室通信」 第30号/フランスで受賞/白井研究室マンガ化/エイプリルフール的技術(2013年4月10日発行)

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このメールニュースは、神奈川工科大学 白井暁彦または白井研究室の者と名刺交換等させていただいた方々にお送りさせていただいています。
このメールニュースがご不要の際は http://j.mp/ShiraiLabSubsc より配信先の停止をご申請ください。
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<今月号ごあいさつ>
今月号の挨拶を担当します4年の神戸政樹です。
4月は今後どう行動するか迷う時期で、何かと後回しにしてしまう人は多いかと思います。
しかし一度行動を早めに起こすと、それ以降はモチベーションの維持につながります。
早めの心掛けで新年度に幸先よいスタートをきれるようにしましょう。

白井よりごあいさつ ~30号によせて~
みなさまのメールボックスにお邪魔しつづける「白井研究室通信」も、早いものでもう、30号となりました。
このメールニュースの名前を考えてくれた初代からの白井研所属学生・岩楯君らも先月末無事卒業し、
新人ゲーム開発者として新たな人生を歩み始めています。
良質な人材を育成し、社会に送り込むのが、大学の使命です。
来年の春、このメールニュースは何号になっているのでしょうか?それとも桜のように散り去るのか…
それは学生たちの活躍次第です!温かく見守っていただければ幸いです。

■–INDEX–■
1. 『Manga Generator』 Laval Virtual 2013にて展示・受賞
2. ゲームクリエイター特訓発表会
3. エイプリルフールのような本当の話「ニコニコメガネ」
4. 白井研究室「白紙出版」連載中
5. 理系漫画家・はやのんさん来襲、白井研でマンガ制作ライブ!
6. ブログ更新情報
7. Laval Virtual 2015開催に関する調査
8. IVRC2013がはじまります!
編集後記「新一年生に送る言葉」
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1. 『Manga Generator』 Laval Virtual2013 ReVolutionにて受賞
学生VRコンテストIVRC2012参加プロジェクトであった『瞬刊少年マルマル』は、
正式に研究室の支援するプロジェクト『Manga Generator』となり、
学術的探求及び、国際・国内での発表・研究・実用化を継続しております。
フランス・ラヴァル市で開催された欧州最大のVR国際会議「Laval Virtual 2013」内、
国際VR作品公募デモ部門「ReVolution」に採択され、2013年3月20~24日に展示を行いました。
併せてアワード部門にて重賞『リアルタイム キャラクター&バーチャルワールド賞』を受賞しました!
http://www.laval-virtual.org/2013/?p=495

今回の海外出張メンバーである奈良、國富両名とも初LAVAL Virtual&初フランスということで、英語だけでなくフランス語での展示・発表は困難の連続でしたが、皆様からの応援もあり、トラブルもなく展示することができ無事大成功を収めました。
白井先生も「長年Lavalに関わってきたのだけれど、地元のプロジェクトには賞を出さない習慣があります。なのでこのトロフィーは初受賞。本当に嬉しい!」と申しております。

詳細はFacebook『MangaGenerator』にて。
Facebook『瞬刊少年マルマル』
https://www.facebook.com/MangaGenerator
ブログ『瞬刊少年マルマル』
http://blog.shirai.la/ivrc2012
次回の国内展示は日本テレビグループ技術展(4/18-19 非公開)。
次号のメールニュースでは大型発表も?

2. ゲームクリエイター特訓発表会
ゲームクリエイター特訓の発表が2013年3月9日に開催されました。
白井研究室からの発表者は3年生の田所、石川、小西の3人です。以下報告。
ゲームクリエイター特訓でのゲームのチーム制作が一段落つきました。3月9日秋葉原にて今年度の作品発表会が行われ、我々チーム『Over the rain』が制作したゲーム『一擲千金マフィア・マギカ』を実際にゲーム業界で活躍されている方々に見てもらいました。ゲーム内容の詳細や発表の結果については、ここで書ききれないので個人ブログにて書かせていただきます(田所)。
[ブログURL]http://blog.shirai.la/yasu/2013/03/11/
■訃報
長年「ゲームクリエイター特訓」において指導にご尽力いただいた尾形薫 先生が、3月20日春分の日、急逝されました。
この場をお借りして、弔意を示し、故人のご冥福をお祈りさせていただきます。

3. エイプリルフールのような本当の話「ニコニコメガネ」
今年も4月1日は様々な4月馬鹿企画が飛び交っておりましたが、
ニコニコ動画から発信されたこの噂…「ニコニコメガネ」です。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw567207
http://news.mynavi.jp/news/2013/04/01/002/
多くの人はエイプリルフールだと思っているようですが、
このメールニュースを購読されている人は知っていますね!
これは白井研究室の研究、「多重化隠蔽映像技術」です。
記事にある通り、「ニコニコ超会議2」において新作展示を行います!
—-ニコニコ超会議2—–
公式サイト:http://www.chokaigi.jp/
2013年4月27日(土) 10:00~18:00
2013年4月28日(日) 10:00~17:00 2日間開催
場所:幕張メッセ 国際展示場1~8ホール
—–
なお、研究室では新作展示に向けて、かねてからの懸案であった
「ニコニコ動画のコメントを隠蔽する技術」に”いろいろ”取り組んでいます。
というのも、ニコニコ動画のクローンを作るのは中々楽しい開発で、
なんだか職人コメントの再現や、超高速再生など、あらぬ方向に頑張っている学生もいます。
その片鱗はB4小西ブログにて。メインで取り組んでいるのはM2の藤村さんですが。
http://blog.shirai.la/mizuki/
ふたりとも就活大丈夫なんでしょうか。多分大丈夫なんでしょう。

4. 白井研究室「白紙出版」連載中
白井研で「電子出版」について研究テーマをすすめている小池とスヨンです。
『ブクログのパブー』さんにて「白紙出版」という出版ブランドを立ち上げています。
“白紙(PaperWhite)”という名前のわりには中身がある、というあたりを狙っています。
今月は小説とゲーム体験記の連載更新のお知らせです。

■小説「ユウリの旅日記 part2」(小池智之作)
概要:ようやく二人がたどり着いた西の町。そこでは大きな手がかりとなる出会いが・・・。
なくした記憶を探す少女の旅。
詳細はこちら http://blog.shirai.la/koike/2013/03/14/hello11/
★表紙・挿絵はM2小出雄空明先輩に描いて頂いております!

■ゲーム体験記「ゲームは一日一時まで 第ニ夜」(スヨン作)
概要:予定のゲームを変更して「大神」というゲームのプレイになりました。
詳細はこちら  http://urx.nu/3J7F

5. 理系漫画家・はやのんさん来襲、白井研でマンガ制作ライブ!
理系漫画家のはやのんさんが、白井研究室を訪問されました。
日刊工業新聞の連載「キラリ研究開発」の取材ということで、瞬刊少年マルマルやScritterを体験。
研究室で実際にライブで漫画を描かれていかれました。
詳細はこちら http://blog.shirai.la/blog/2013/03/hayanon/
前後編で日刊工業新聞(4月1日、8日号)に掲載されております!
はやのん様、ありがとうございます!学内では図書館で読めますよ!
なお、はやのん先生は次号から白井研究室が編集を行う、
芸術科学会・学会誌DiVAで連載を開始予定です。小池とスヨンが舞います。乞うご期待!

6. ブログ更新情報
亀山直彦「ちょこっと生存報告」
http://blog.shirai.la/kame/?p=316

小池智之「Pubooで縦書に変身」
http://blog.shirai.la/koike/2013/03/27/hello12/

小西瑞輝「ニコニコ動画を再生したいっ!」
http://blog.shirai.la/mizuki/

7. Laval Virtual 2015開催に関する調査
15000人という記録的参加者、大好評のうちに終了したLaval Virtual 2013ですが、はやくも2014年および2015年の予定が計画・発表されております(両年とも4月上旬の予定)。2015年は世界最大のVRに関する国際会議「IEEE VR」がフランスで開催されるのですが、Laval Virtualとの連携開催が打診されているそうです。開催日および、連携について、特に日本からの参加者に向けてアンケートが実施されております。ご興味あります方は、ぜひご参加下さい(4月15日まで)。
http://j.mp/LV15theday

8. IVRC2013がはじまります!
第21回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト「IVRC2013」のWebサイトが更新されました!
キービジュアルは昨年『瞬刊少年マルマル』のメインアーティストを担当した、M2小出雄空明が指名され、担当しております。本人は目下就職活動中、某ゲーム開発大手のポートフォリオを仕上げながら、マンガチームに新作を描きおろし、ポスター原稿を入稿する日々でした。
IVRC2013はエントリーは5/27締め切り、今年はなんと大阪大会も!
http://ivrc.net/2013/challengers/
昨年のビデオリポートはこちら http://www.youtube.com/watch?v=tDTduFQBDmY
白井研究室では「白井先生が審査員だからって、お手盛りで勝ったなんて言わせない!」と、今年は院生が完全プロデュース&プロジェクトマネジメントするようです。全学年全力企画会議!これは大変なことになりそうです。
学内説明会はK1-501にて随時開催、特に水曜日は3年ゼミ&レギュラーゼミがあるので、興味のある人は参加歓迎です。

白井先生からのコメント:
「IVRCは企画、チームワーク、プログラミング、機構開発、美的感覚、プレゼンテーション、マネジメント能力、プロデュース能力などが問われる”ものづくりの総合格闘技”です。さまざまな学科・学年からの参加を歓迎します。大学間のコラボなども良いと思います。3年ゼミのほうでは、IVRCのプレゼン審査まで残れるような、企画開発の基礎力、プレゼンテーション、発想トレーニングなどを行います。これはゲーム開発やITサービスなどの開発職では大変役に立つスキルになるはずです」

■編集後記 今号のテーマ「新一年生に送る言葉」
(李) 単位を取ろう!マジで!
(神戸) 目標、やりたいことは早めに決めるようにしましょう。
(小池) 新しいことを始めよう!極真空手部では部員を募集しています。
(石川) 廊下は走らないでください。
(向井) 単位は早めにとりましょう。
(太田) 履修計画は、きちんと立てましょう
(田所) 大学の春休みは2か月以上あるんですよ。
(國富) スタートが肝心です!
(小西) 学校来いよ。
(白井) 大学時代、やるべきゲームはこの3つ!「トモダチを爽やかに作るゲーム」
「課題を”締切より前”に出すゲーム」「大学生活を楽しむゲーム」
ちなみに”作業”じゃありませんよ、楽しんでください!

★次回の発行は4月末の予定です

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白井研究室では留学生交換や、企業・他大学との共同研究、インターンシッププログラムなどを積極的に開発しています。科学コミュニケーションや先端技術、エンタテイメ ント技術、イベントや共同研究のご提案、また本メールニュースへのお知らせなどの掲載希望などはこちらまでお気軽にお寄せください。もちろんご意見ご感想も歓迎です。
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著作製作:神奈川工科大学 白井研究室 / 改変はご遠慮ください
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